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夜間にすべての惑星が地平線の上にある機会はなかなかないようです。
惑星集合の様子を、天文ソフト「ステラナビゲータ」を使ってシミュレーションしてみました。
日時と場所(緯度・経度)を設定することで、星の位置や地上風景を高精度に描写してくれます。
画像は日時を2022/6/24 03:50(日の出36分前)、場所は朝霧高原(朝霧アリーナ)にそれぞれ設定して描いたものです。
東の地平線上に現れた水星から南の空高くで輝く土星まで、7つの惑星がほぼ直線に並んでいるのがわかります。
富士山の上空には月齢24.6の有明の月もあって、まさに地球の兄弟星たちが大集合という感じの華やかな空です☆
7つの惑星の中で、肉眼でも見える明るさがあるのは、水星、金星、火星、木星、土星です。
水星は地平線からの高度が低いため、観望の条件は厳しいのですが、
東の空が広く開けた場所で水星を見つけることが出来れば、
肉眼で5つの惑星を同時に見られるかもしれません。
今回、水星が比較的見やすくなる期間は6月18日から27日頃までのようです。
梅雨入りで星空を眺める機会も少なくなってしまいますが、
梅雨の晴れ間は空気が澄んで、思いがけず美しい星空に出会えることがあります。
チャンスがあれば、見ておきたい天文イベントです☆
国立天文台の星空情報ページです。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2022/06-topics01.html
【惑星が勢ぞろい(2022年6月)】
動画は朝霧高原で撮影した富士山と星空のタイムラプスムービーです。
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