南に行くか?北に行くか?やはり風光明媚な多島美を味わうには大三島がよいだろうということになり,大三島の外周コースを巡ることにした。昨日と同じく多々羅大橋を渡って大三島へ。島の南側のコースは適度なアップダウンを繰り返す島らしい道だった。強い日差しを浴び汗をかきかき進んだ。
今日は昨日にまして見通しがよい。海の向こうには昨日走った来島海峡大橋が小さく見えた。そのさらに奥には,笹ヶ峰,寒風山,瓶ヶ森,石鎚山と伊予の山なみのシルエットも(写真1)。いつも向こうから見ていた海の景色,こっちから見るとこうなんだと分かった。
島の南の周回コース上には自販機すらない区間が続く。暑いときには水分多めに用意した方がよさそう。大三島ふるさと憩の家でやっと自販機休憩。水分補給。憩の家は元小学校の木造校舎を利用した施設だった。このコース上には至る所に美術館や博物館がある。その手のものが好きな方には楽しめるところだろう。しまなみ海道ではいたるところにランタナ(シチヘンゲ)の花が目立つ(写真2)。中南米産の外来植物がすっかりなじんでいる。シチヘンゲの名前の通りとてもカラフルに色が変化していくそうだ。
大山祇神社界隈に進むと急に店が増えにぎやかになる。コロナ禍の中,先達オススメの海鮮丼の食堂には長蛇の列...。グルメ旅という気分は消えてあっさりとコンビニランチに変更。カツカレーで元気を出して帰路最後の峠へ。途中,大山祇神社の後ろに見えた安神山はなかなか楽しい岩のコースもある山のようだ。チャリでもがいて上がる道もあるらしい(^^;)。
最後に気になっていた瀬戸田エコ・レモンのオブジェの前で,多々羅大橋を眺めながら(写真3)。この辺りはまだ青い実をつけたレモンや夏みかんの果樹園が山腹に広がる。愛媛らしい景色を眺めながら2日間のチャリ旅を終了。
今回は職場の先達に移動や旅の指南でまたまたお世話になってしまいました。しまなみ海道,想像以上にすばらしい場所でした。感謝感謝です。
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