Part2は、植物の雑学をアップしている。
<きっかけ>
・親の山林を兄弟で相続にあたり、山林が実家より遠方(鹿児島)にあり今後維持が難しいと考えて、国へ返還する「相続土地国庫帰属制度」を検討したが断念。
理由は、返還するには不動産の引き取り条件が厳しい事に加え、
10年間の管理費用を支払う必要があるため。
(700坪で30万弱、計算式あり)
・森林組合へ見積依頼結果、自分の森林は杉の伐採時期(46年生※)にきており数十万の利益が出る見込みがあり、立木売買契約と森林施業受託契約書を結んだ。
後者の内容は植林後10年間は、森林組合が森林保険に加入手続きし保険料を負担、4年間は下刈りを行っていただく内容で、非常にありがたい内容となっている。
・一方、他の兄弟は利益が出ない山林(均等に育っておらず倒木等あり)と判明、実際、山林を見に行くと山林に入れる状態ではないくらい荒れていた。
この差はなにか?、いずれ登山道の整備に貢献したいと思っていた矢先、どうしたら森林が再生できるのか、知りたくなった。
※スギの標準伐期齢;35~50年、主伐時期の目安として市町村森林整備計画に定められている。
所有地でのスギの標準伐期齢は35年。
<森林再生について>
森林再生に関する本を図書館から数冊借り、大内正伸さんの「植えない森づくり」が強く印象に残ったのでサマライズし、備忘録とした。下記URL参照、編集の都合よりYAMAPのモーメントで作成し、それを参照する形とした。
(著作権については、大内さんに快諾頂いた。)
🌳「植えない森づくり」一部抜粋🌳
https://yamap.com/moments/1114170
感想から述べると、「植えない森づくり」では、間伐は重要なものとした上で、出来るだけ動植物の自然の力でサイクルを回す方法を提起されておられるのではないかと思った。
森の機能と林業の経済性の両立は色々と課題がありそうだが、現在、林野庁が主体となり、森づくりの理念や森林施業の計画を立案し実践、検証中と理解した。
🌳大内さんは下記ブログでも発信されてます🌳
https://note.com/tamarin_mobu/n/nd77422c79012
林野庁が策定した「森づくりの理念と森林施業」をざっと見る限りでは、植えない森づくりの考えが垣間見れた。
例えば、間伐のやり方は間伐材を収穫されることもあれば、伐り捨てされることもあると、選択枝を残している。
🌳林野庁の「森づくりの理念と森林施業」🌳
https://www.rinya.maff.go.jp/j/ken_sidou/forester/pdf/02_28_2bu.pdf
🌳他、借りた本は以下🌳
日本人が知っておきたい森林の新常識 田中淳夫
森を調べる50の方法 日本林業技術協会
小さい林業で稼ぐコツ 農山漁村文化協会
山を買う 福崎剛
里山を考える101のヒント 日本林業技術協会
以上
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