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今回カシミール３Dのスパー地形図を使って地形を、ネット情報で断層/古道詳細を確認してみた。本件を今後埋もれさせないためにレコードキープしておく。(YAMAPにも登録済)
注記)下記③④で古道を紹介しているが、7～9年前の情報であり、山容が変化している可能性あり。
１．スーパー地形図では断層のラインは思ったより顕著ではなかったが、４個の断層丘陵を確認した。・・・写真１
赤のライン（北側：hobbitさんログ、南側：momijiさんログ）
白の破線：断層のライン
・４個の断層丘陵は写真中のピンクの位置
「タオ」「松ヶ垰」「スケソ」「ニゴヤ」と呼ばれているらしいが、
どれかは未確認。
・一番北の丘陵は那須古道のピークから見える可能性あり。
・明治時代の古道（momijiさんレコ）や、下記の佐伯山の会の足取りを確認すると、ほぼ断層近傍を歩いていたようだ。断層部は尾根を上がらなくて済むのでおのずと道が開けたのだろう。と、思っていたら下記「山歩き」のレコの最後に考察されていた。位置関係はこれが分かりやすい。（6個の丘陵を示されているが出典は不明）。
２．momijiさんのログを南上空よりカシミール3Dで上空撮影
・古道の断層沿いに歩かれており丘陵の形も確認できた。・・・写真2
３．momijiさんが途中で断念した谷の付近を上空撮影
確かに上流の谷を登り返すのは確かに非常に厳しそう。・・・写真3
佐伯山の会のメンバーは、下流を歩いているのではないだろうか。
<momijiさんのレコ＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6609740.html
＜参考にしたネット情報＞
�（顕縦� 国指定文化財等データベース
https://kunishitei.bunka.go.jp/heritage/detail/401/2339
内容
太田川の上流立岩ダムから押ヶ垰坂根部落に至る約２０キロメートルの間の左岸には断層帶があり、線状にならぶ４個の断層丘陵（ケルンバット）が存在する。これらはそれぞれ「タオ」「松ヶ垰」「スケソ」「ニゴヤ」と呼ばれている。
断層帶は断層丘陵の西部の鞍部（ケルンコル）を結ぶ線に沿って走っている。
安芸西部山地の谷間にみられるこのような典型的断層地形は、わが国では他に類例が少もので学術上価値が高い。
��現地の看板（抜粋）
押ヶ峠の丘陵（ケルンバット）は，世界にもまれな並走地塊群の集合地域とみなされる安芸西部山地や瀬戸内海形成の地殻変動史を物語る貴重な遺物で，学術上重要な文化財です。
��佐伯山の会レコ
那須から押ヶ垰まで約4Hrの山行
http://saikimc.blog112.fc2.com/blog-entry-452.html
�ぁ峪格發�のページ」
那須から清水間
花情報多し。
https://yamaaruki.sakura.ne.jp/050529-osigato.htm
�テ�日市市文化財保存活用地域計画
P19に断層の記載あり。尚、極楽寺山には、角閃石黒雲母花崗閃緑岩を覆った第四紀の礫層が分布し、「極楽寺山氷河礫層」として市指定の天然記念物だそうで。
他、山や植生に関する記載もあり興味深い。
https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/uploaded/attachment/71190.pdf
私でも分かるように、ありがとうございます😂
那須古道の岩の上に立てば確かに坂根の向こうにケルンコルらしきものが見えました。
佐伯山の会さまの那須から坂根へは良さそうですね。
白井谷さえ超えられたら・・・
地図を写させていただきます😄
この時期は雪解け水と雨で谷の水が多かったです。
水が落ち着いた頃なら抜けられるかも、と思いました。
こんにちは。
コメント有難う御座います。
やはり那須古道の岩場から見えるんですねラッキーです。
今年はまずは那須古道の夏さんに挨拶に行こうと思ってますので、ケルンコル/ケルンバットを拝みたいと思います😃
古道は確かに白井谷がポイントのようですね。
momijiさんが断念した所ズバリですね。山歩きのページには、谷を100mほど下り、枝谷を登った、と記載されてますね。
確かに水量が少ないタイミングであれば、なんとかなるかもしれませんね、他人事みたいで😜
古道、胸の鼓動、ワクワクですねえ😁
詳細な検証、ありがとうございます😊
自分の弱点と、攻略の手がかりを掴むことができました。
③、④の記録を参考にアタックかけました。加えてコメントくださったtakaminさんも下から巻いて攻略されたのですが、「これ下るの😰」状態で。上から巻ければ楽だしと思ったら、上はダメ。目視もしましたが、3枚目の画像で諦めつきました😅
ケルンコル6個説ですが、5つ目は4つ目の斜め下、押ヶ垰集落から登ったすぐのとこにある押ヶ峠、6つ目は立岩ダム堰堤のところに突き出た尾根です。押ヶ垰集落から6個目を振り返ってみましたが、確かに尾根が沈んで盛り返してます。
断層帯自体はさらに長く、南西は立岩ダムの真上を通り、女鹿平山手前まで続いてそうです。北東は那須で止まってるか柴木まで伸びてそうな感じです。柴木の手前にもなんかケルンコルっぽいものが。
測量技術もない時代、あの連続鞍部を見い出し道を通した昔の人たちの見識には目を見張るばかりです。個人的には広島県ベスト古道にしたいところですが、十方山の侵食力は厳しいですね。
こんにちは。
コメント有難う御座います。
情報を発信して頂いたおかげで、貴重なものを勉強させてもらいました。
地形、地質に関して興味が一段と深まった感じです😁
4つ目、5つ目のケルンコル、やはりそうですよね、わかりました。
断層は南北かなり広い範囲みたいですね。
断層の西側の斜面(十方山の東尾根)の地形はかなり複雑になってますね。写真2
尾根が形成後、断層による地震で地形が変化したのでしょうか、タモリさんみたいに地質について知見を深めて行きたいですが、どうなることやら。
確かに古道がどんなきっかけ目的で形成されたか興味深く、昔の人達の見識、知恵には脱帽です。
リベンジの際はくれぐれも怪我なき様、お気をつけて下さいね。
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