これでいいのだ！

　仕事が異常に忙しくなってしまい、28時間睡眠ゼロでなんとか仕事を終え、普通だったらここで夢遊病のように帰巣本能だけでフラフラと千鳥足でまっすぐ家に帰るとこなのですが、なぜか今日はここ数年でやたらとパワースポットとして有名になった御岩山に無性に行かなければならないような気になり、職場から遠くもないので、行ってみることにしました。そこは、アポロ14号のクルーが、地球に輝く一点を見つけ、その座標を調べたら、なんと御岩山だった！という都市伝説まがいの逸話？がある場所なのですが、霊感ゼロ、人を見たらペテン師か尊師だと思へ！と教育されてきた私は、近場なのに、そんな山には一切興味を持ったことはありませんでした。フラフラの身体の昼下がり、御岩山の入口である、188柱の神々が祀られている御岩神社に到着すると、平日なのに結構な人数が参拝していました。私も軽く参拝を済ませ、裏山道で山頂を目指しておりました。（逆回りなのに気がつかなかった）すると、蒸し暑い平日にも関わらず、すれ違うのは、うら若き山ガールばかり、あまりの山ガール率に、コレは狐狸にバカにされているのではないかと思い、九字を斬ったり、念仏を唱えたりしても、下山してくるのはまた山ガール‥その時！ある異変に気がつきました。あれほど疲れていた身体がなんともなくなり、むしろテンションが高くなってきたのです。山頂につく頃はすっかり元気いっぱい！下りでは小走りが出来るほどでした。恐るべしパワースポット！しかーし！家に帰り、カミさんに「そんなドロ靴で玄関入らないでよｯ！」と一喝されると、一気にパワーダウン↓電池が切れたようにソファーに横になり、私は思う‥例えパワーを授かっても、私の性格上、ろくな事には使わないだろう‥これでいいのだ。と。
PS:山頂の岩場は、クライマーの練習所？だったようなのですが、東関震災の影響で、崩落の危険があり立入禁止になってます。裏参道で頂上まで30分ぐらいでした。展望はなかなかよかったですよ。真っ直ぐで綺麗な杉林になっていたり、山道も歩きやすいですが、粘土質むき出しのところは滑りやすいので、それなりの靴で入山すべきです。　おやすみなさい。