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にあるように、全く運動をしていなかったインドア人間が
ゼロから1人で登山をスタートしてもうすぐ2ヶ月。
自己分析と、これから登山を始める方への参考に
少しでもなればと思って経過を残しておこうと思います。
まだ2,000mを超える山には1度も登っていませんが
標高差1,000m以上の縦走で10時間近く歩いても、
まだ自分の限界を感じませんし、筋肉痛になったことがありません。
前回の大山縦走では日没時間切れとなりましたが
肉体的にも精神的にも、もっと歩けると確信しました。
何1つスポーツをしていない40歳・登山暦2ヶ月の自分が、です。
初心者の戯言に過ぎないかもしれませんが、
「登山って大変そうだから自分じゃ無理」と二の足を踏んでいる方や
「体力に自信が無いからハイキングで止めておこう」と思い込んでいる方に
次の一歩を踏み出すきっかけになればと思います。
1.ウォームアップ
自己流ですが、登山の前には必ず念入りなストレッチを欠かしません。
登り始めは特にペースを落として歩くことで、ウォームアップを兼ねています。
登山の基本ですが、疲れを感じなくても40分毎の休憩と水分補給を怠らず、
できるだけ自分のペースを維持することで、疲労の蓄積を抑えられます。
(無理にペースを上げて歩いたときは、急激に疲れて動けなくなりました。
強い疲れを感じている方は、もしかしたら歩いているペースが
自分のペースに合っていないのかもしれません)
単独行の強みとして、この「自分のペースの維持」に加えて
「登頂への強い意識」が挙げられるでしょう。
メンタルが弱くなると肉体にも影響を及ぼしますが、
自分でコースを決めて自分の強い意思で登山を実行している単独行では
蓄積した疲労に気持ちが打ち勝ち、まだまだ身体が動きます。
「誰かが決めたルートに連れて行ってもらう」という感覚ではないので、
下山し終わるまで集中力を切らさずに歩くことができています。
2.クールダウン
山頂を踏んでもバスやロープウェイですぐ下山することは無く、
次のピークへ向かったり駅まで長い距離を歩いて下山します。
これが結果的にクールダウンになっているのでは、とも思います。
下山後は温泉か自宅の風呂にて1時間以上ゆっくり入浴します。
身体が温まったら、ふくらはぎやアキレス腱に冷水を掛け、
再び湯に浸けることを繰り返すことで、効率良く血行を改善します。
この歳なのでさすがに翌日に疲れは残りますが、筋肉痛は皆無です。
3.十分な準備と装備
登山を始める前に、元ワンゲル部の弟にアドバイスを求めたところ
「登山靴・ズボン・雨具は最初に良いものを買え」と言われました。
「finetrackソラノパンツ」
http://www.finetrack.com/product/solano.html
試着でノースフェイス・マムートと比べてみたのですが、
ベンチレーター・ポケットの使い勝手などでコレを選びました。
登山用ズボンは1着しか持っていないので比較はできませんが
歩きにくさを感じたことは全くありません。
今後はもっとハードな山行に挑戦していきたいので、
「CW-Xジェネレーターモデル」
http://www.cw-x.jp/about/mechanism/generator.html
膝への負荷を緩和するために、高性能サポートタイツの購入を検討しています。
本格的な装備は「初心者には不必要」ではなくて、「初心者こそ必要」だと思います。
経験の少なさや不安材料をお金と情報収集で補うことで
リスクを減らして無理なく登山のハードルを上げていけると思います。
ベテランの方々には笑止な内容かもしれませんが、
自分のコンディションと向き合い、念入りに準備することで
もっと長距離を歩きもっと難しい山へ行けると確信しています。
安全に気を付けつつ、ポジティブな登山ライフを楽しんでいきましょう!
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