初めての小川山。「小川山の洗礼を受けさせてあげるよ」先輩はニヤつく。
先輩の表情で、この先自分がどんな展開になるか、おおよその予想はついた。
5月下旬に行った ユガマクのありさんルートだっけか?だって、結構怖かったのだから。
25日、マラ岩へ行く。「川上小唄5.8」「屋根の上のタジヤン5.9」を登る。
わかっていたけど、ホールドがない。
スラブの数ミリの凹みにつま先を当てて立ち込む。
こんなホールド、ジムにはない!どこに足を置けるのか、こんなところに体重を預けていいのか、全くわからない。
若干滑って、シューズのつま先が消しゴムみたいに減ったけど、何とか登れた。
その後、「レギュラー5.10c」にチャレンジするが、2手目くらいで敗退。ジムなら10cでも結構いけるのになあ・・
先輩は、「届け手のひら5.10c」を登るが、直後夕立にあい強制終了。
26日、スラブ状岸壁へ。「ウルトラセブン5.7」をリード。途中ちょっと際どかった。7でこれかよ・・

続いて「かわいい女5.8」 途中に大きく凹んだ穴状のくぼみがあり、そこに手のひらがすっぽり入る小穴がある。
この穴、中はつるんとしておらず、よく効いて離れがたい。。というか、次の一手が決まりにくい。
穴に右手を突っ込んだり左手を入れたり、こいつに手を入れたままどうにか解決できないか試行錯誤するも、無理なのであきらめて、3ピン目だったかのボルト近く、ちょうど顔の前に薄いフレーク状のアンダーカチが2つあるので、これを左手でとって右手を上のガバにかけてクリア。良く良く見れば、結構いい足場があったり。
ここはちょっとジムっぽい動き。
何とか上まで行く。日当たりが良く、汗ダラダラ。。。

かわいくなーい(>_<)ヒヤヒヤする女に改名希望。これ9はあるよ。
続いて「高い窓5.10c」 これも下のほうで登れず。ヌンチャク引っつかんだりして、中段のテラスまで登るが、ハングでヒヨってさっさと降りてくる。
あーダメだ俺。クライミングやると、自分がヘタレであることが良くわかる。
その後また雲行きが怪しくなったので下山。
管理棟あたりで仲間と歓談した後、15時30分には雨が降り出し、廻り目平を後にした。

こんな感じで、初めての小川山の戦果はウルトラセブン5.7のみでした。
ジムだったら7なんてアホみたいに登れるんですけどね。
まあいいや、人生初のリードです。外岩だと7でもうれしいから不思議

「何か持ち帰らせてやる」とルートを選んでくれた先輩に感謝。
花崗岩スラブへの立ち込み。ジムじゃなかなか練習できない。
外岩に慣れるしかないなあ。。。。。

丁寧に足を置く練習をするといいよ、と先輩からアドバイスいただきました。
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