フェリーの旅

北海道の山へ登りたい、でも北海道は広いし、登山口までのアプローチを考えると、ジェット＆レンタカーか、フェリー＋マイカーのどちらか。北海道以外でも、登山口近くの民宿などに前泊して、地元の特産物などいただくのも魅力です。登山の回数を増やすことを考えると、毎回民宿も予算的に厳しい。で、10年ほど前、車の買い替えのときに、車中泊のできるミニバンを選択しました。

東京から北海道へ車を運ぶには、フェリー利用しかありません。若いころは青森や大間から函館へフェリーで渡りましたが、最近はもっぱら、新潟から小樽に早朝着の新日本海フェリーを利用しています。東京からなので、大洗-苫小牧が近いのですが、ここ何年も新潟-小樽の新日本海フェリーを利用しています。
新潟からのフェリーは、あざれあ、らべんだーで新造船です。船首が従来の砲弾型のバルバス・バウという形状でしたが、新造船は水面から垂直に立ち上がった先端がとても薄い船首になっていました。水中にスタビライザー(水中安定翼)がついて、多少波があってもごつごつ感は少々ありますが、揺れがとても少なく快適でした。ビール片手に海や山を見たり、本を読んだり、それに飽きたら大浴場。フェリーの旅は、なんか贅沢な時間を過ごしている感じがして大好きです。

フェリーを利用する際、必ず寄るところがあります。乗船前は、新潟に着いたらモーニングと船内での食事用に石釜パン工房サフラン、早朝小樽に着いたら、鱗友朝市でイカいくらホタテの三色丼。味さきが閉店したのが惜しまれます。

今年は18日〜30日、北海道登山＆ドライブを予定しています。
今回は、ライダーたちに評判の仙台-苫小牧の太平洋フェリー。新日本海フェリーには55歳からの55割、太平洋フェリーは繁忙期は利用できませんが、インサイドの2人用個室を1人分の料金で利用できるのが魅力です。
太平洋フェリーは初体験、船旅を楽しんでこようと思っています。