![]() |
事故が起きたら後悔しても時間は戻せない。
この本では、記憶に新しい最近の遭難事故や盗難事件が書かれています。
生存出来た遭難者の生の声は心に留めておいて損はないと思った。
想像を遥かに超える事が起こる可能性はゼロではないことをわかっているようで、本当はわかっていないかもしれない。
実際にそうなってみて初めて本当の怖さを実感するのたろう。
リスクは常に考えて行動しているつもりでも、何があるかわからない。
そして起こってしまった時に、もしくは遭遇した時に、適切な対応ができるだろうか?と己に問うてみると、NOだ。
心肺蘇生法は何度か訓練を受けた経験があるが、今やれと言われたら正直自信がない。これでは駄目だ。常に出来るようにしておかなければならないと強く思った。
山に入る人にはご一読をお薦めする。
……………………
そして盗難事件についても書かれている。
何気に忘れかけていた、、、。
そうだ、ヤマレコに書かれていて、あの時の衝撃は大きかった。登山用具は命に関わる物が多い、それを山中で盗むなんてどういう事か?!とがっかりした。
我が家もテント泊をするし、テントもニーモだ。一昨年(2020年)に雷鳥沢キャンプ場にテントを張りベースキャンプ登山をしたが、事件があった場所という事もあり、テントに名前と呪文を油性マジックで書いた。
もし盗まれたらどうしよう、と思いながら登山するのはとても悲しい事だ。