2025/8/14 20代の若き登山者が、熊に森の中へ引きずり込まれた。消息不明。
登山道は閉鎖。後続者はヘリで回収。
ショッキングなニュースが飛び込んできた。どうやら8/12にも人間に付き纏う熊がいる情報があったようだ。
さて、近年とても熊被害の人身事故が増え、住宅街にまで出没している。
私の妹は現在宮城県に住んでいるが、住居の徒歩圏内に熊出没があったらしく日課の散歩に出れなくなっている。
今回の人身事故は北海道の百名山。
まだ登っていない山なのでいつか行きたいと思っている。
そしてセクションハイクでスタートしている、東北のみちのく潮風トレイルもこれから熊が多く生息している地域に入る事になる………
正直怖い。
何が怖いって…即死なら仕方ないけど、顔や頭をえぐられてとんでもない事になった状態で命があったとて、生きる気力が残るのだろうかという不安。
登山は、というか自然の中に入るレジャーにはリスクが伴う。
何かあれば自己責任。
ぱっと思い浮かぶのは滑落や道迷いの「遭難」だろう。
だが、今後は熊被害も明日は我が身として他人事では居られない。
そうは言っても人間甘いところがあるのだ。頭の何処かで自分は大丈夫だろうと思い込み行きたければ行ってしまう。
当事者になるまでは本当の怖さなんてわからないのだから………
(一昨年経験した癌罹患の時に痛感した。あの絶望感は経験者にしかわからない。隣にいる家族だってわからない。)
今後の山行だが、熊被害のニュースを見るたび北海道に行くのは躊躇してしまうが、夫は「そんな事言っていたらどこの山も行けないよ?熊は山に住んでるんだから。」と言う。
そりゃそーだよ、わかってますよ。
でもね……何かあってから後悔したって時は戻らない。
悩む…北海道行きたいけど、熊のいない九州に行くか……九重連山も行ってみたいしなあ。
涼しくなったら、みちのく潮風トレイルを行く予定だけど怖いなあ。熊スプレーも万全ではないし……弓矢を持参したいくらいだ(T_T)いや、だめか外せば反撃されるか……
ハンターでさえ熊を目の前にすれば新人は震えるというのだから。