先ほどの転倒でビビリリミッターが入ると思いきやそんなことはまったくなく、ハイスピードで下るW氏、俺はと言うと、タイヤの空気を抜いたせいか走りやすくなりビビリリミッターもようやく解除されまともに走れるようになってきた。10分ほどで分岐にでる、地図確認とバイクの修理で休憩タイムとする、W氏はずれたブッシュガードを直し、俺は結束バンドで大急処置をする。予備のボルトを持ってきたが長さが足りず、しょうがなく走りに影響がなさそうなボルトを車体からはずし取り付けた。問題解決。これで二台のバイクは新車にもどった。(そんな事でもどらねーよ!)走ってみると明らかに安定している、やはり荷物が固定されてなくギャップのたびにありとあらゆる方向に揺れ安定性をうばっていたに違いない。俺はキャリアの取り付けを甘く考えていた、一泊二日とはいえ荷物はとんでもなく重いのだ。リヤバッグの中身はというと、野宿の大事なお友、テント。これはだいたい2,5キロ(インターネットで買った激安2人用激安テント)、そして高校生の時にホームセンターで
買った1000円のぺらぺら寝袋これだと寒くて寝れないと悪いので、自分で開発、設計、製作を手がけた寝袋カバー(100円ショップで売っているアルミマットをセロハンテープで2枚を張り合わせ袋状にしたもの)超軽量で200グラムくらい、あとはエアーマット1キロ、折りたたみ式テーブル700グラム、これは迷ったが置いてくることができなかった。あとはテフロン加工の小さなフライパン、アルミの一人用クッカーセット、350のビール2本(プレミアムラガーブローリー)、米2合、魚肉ソーセージ2本、食用油、醤油、コーヒーセット、携帯ガスコンロ、ナイフ、予備のクラッチワイヤー、アクセルワイヤー、クラッチレバー、ブレーキレバー、パンク修理一式(重いタイヤレバーとプラハンと空気入れはフロントにくくり付けた)、それと工具少々。10キロ以上は余裕であると思われる。どおしてもこの重さになってしまうのは野宿愛好家の宿命なのだ。つづく
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