早速パンチお父さんに教えてもらったコンビニに向かった。この近くにはスーパーはないらしい。10分ほどでついたコンビニに入るとモトクロスジャージを身にまとった二人は客と店員の注目の的になった、たぶん小汚いせいだろう、それぞれ思い思いの買い物をした。その結果二人のかごは食品でいっぱいに、昼を抜いたせいで食欲が暴走したのだ。レジの店員はまさかこれを二人で食べるとは思っていないだろう。食い物でパンパンになったバッグを担ぎ今日の野宿地に向かう。暗いせいもありなかなか入り口を見つけられず同じ道を行ったり来たり、しだいに気温も下がってきた、俺はもうあきらめかけていた。しかしW氏がしつこく探す、そしてとうとう見つけ出した!夜の林道走行をしばし楽しむ、意外と楽しい!暗くて先が良くわからずスリル満天!頂上からすこしくだった所にちょうど良いスペースがあったので今日の野宿地はここに決定。そそくさとテントを広げすぐ寝れるように寝袋も準備し小宴会の準備に取り掛かった。宴会場所は道のほぼ真ん中。俺はご飯を炊くW氏はマーボー豆腐担当、ご飯が炊けるまで勿論待てないのでビールで乾杯した。くだらない話をしながらの酒はどんどん進み並行してつまみも猛烈な勢いで腹のなかに消えていった。ご飯が炊けマーボを掛けかっ込んだ、うまい!うますぎる!
二人の食欲は衰えることなくカルビ(もやし入り)の焼肉、トン汁缶(W氏が持参した、しかも野菜、肉がたっぷり)、冷奴、よっちゃんイカ、ポテトサラダ、などなどとにかくよく食べた、こんなに食べたのは何年ぶりだろうというくらい食べた。腹も満腹になり宴会はお開き。W氏はテントに入るとすぐに寝てしまった(いびきでわかった)、きっと毎日の育児とハードな仕事でつかれていたのだろう。
俺は残りのビールを飲みながら満点の夜空を眺め五分ほどたそがれて、テントに入って寝袋にくるまり眠りに落ちていった。
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