２日目（３／６、土）
宿の窓から外を見ると霧が立ち込めています。最悪のコンディションですが、予定通り志賀高原スキー場巡りに出掛けました。行動しやすいようにこの日はアルペンスキーです。熊の湯発８：３２のシャトルバスに乗り池の平で下車、蓮池に滑り降りスタートです。以前はジャイアントに行けるロープトゥがありましたが、なくなり残念です。
丸池を経由しサンバレーに出ました。リフトで上がりサンバレーは滑らずに蓮池に戻り、リフト乗り場脇からジャイアントへの連絡コースのトンネルに入りました。このルートは先シーズン初めて知りました。道路を渡るため１度スキーを外さなければなりませんが、ホテル前を歩いて抜けジャイアントの林間コースに出られます。
ジャイアントを滑ろうとリフト乗り場に行くと、隣に新しくゴンドラができていました。調べたら、山の駅と繋がっているようです。以前蓮池と高天ヶ原を結ぶロープウェイがありましたが、１度も乗ったことがありません。このゴンドラも恐らく利用することはないと思われます。
私が必要と思うリフトが無くなり、使う当てがないゴンドラが新設される「ちぐはぐさ」、志賀高原、大丈夫でしょうか。
ジャイアントを滑り降り、大好きだったブナ平に向かいました。ここにあったリフトも外されブナ平のレストハウスも寂れています。西館山のリフトに乗りましたが、何故かトップに向かうリフトは運行されていませんでした。そこから高天ヶ原に向かう予定でしたが、予定変更。発哺に向かうリフトを経由し東館山のゴンドラに乗りました。
ゴンドラ山頂駅でトイレに寄り、迷いましたが、寺子屋に滑り込みました。寺子屋のトップまでリフトで上がり、視界不良の中慎重に滑って東館山ゴンドラ山頂駅下まで戻りました。今度は高天ヶ原に滑り込みましたが、ルート選びを失敗し、片斜面の非圧雪のコブ斜面を降りてしまいました。グサグサの重たい雪でした。慎重に大回りを繰り返し何とか降りましたが、樹林越しにタンネの森のリフトが見えたので、ついゲレンデを外れて森に入ってみました。真っ直ぐ進むと連絡コースの雪の壁に出そうだったので、壁が低い所から連絡コースに出ました。そのままタンネの森を滑ってリフトに乗りタンネのトップに出ました。
今度は連絡コースを繋いで一の瀬に出ました。一の瀬ファミリーのリフトは帰りに乗ることにし、反対の一の瀬ダイヤモンドのリフトに乗り、焼額山に滑り降りました。焼額山第２高速リフトに乗り、途中からトラバース気味に焼額山第２ゴンドラ乗り場に出ました。
ゴンドラを降り、予定では焼額山ジャイアントスラロームコースの途中から連絡コースを滑って奥志賀に出るつもりでしたが、視界が悪く雪も滑りにくかったので、上から連絡コースを歩いて奥志賀に出ました。
視界が悪いので慎重に滑り、奥志賀ゴンドラの降り場付近は少し登りましたが、そのまま急斜面のエキスパートコースまで滑り込みました。後で知りましたが、この日はピステンの不調でエキスパートコースは圧雪されていなかったようです。ボサボサの重い雪面を慎重に降り、緩斜面に出てからは、霧も少し薄れていたのでカービングで快適に滑り、そのまま目的地のホテルグランフェニックス奥志賀に滑り込みました。１１：２０でした。予約するつもりでしたが、１１：３０オープンですぐ入れるとのことだったので待つことにしました。
志賀高原巡りをした時は、スキー教室等のグループで来た時によくここで昼食を食べました。個人で来た時も流れでここで昼食にしています。因みに私が着ているゲレンデ用のスキーウエアはここのアウトレットで購入したフェニックスです。今着ているのは上下とも２着目です。
例年だと１２月にも訪れていたのですが、今年はコロナと私自身の日程の都合で初めてでした。
最初の頃は、メニューの値段が高めなので、安めのカレーやスパゲッティを注文していましたが、数年前からミラノ風ラザニアを決まって頼んでいます。よく一緒に訪れていた友人のお気に入りで、いつしか私もお気に入りになっていました。ラザニアは平日はメニューにないので、そのために土日に訪れるようにしています。仕込みに時間と手間が掛かるのだそうです。焼き具合で余りおいしくない時もありましたが、この日は良い焼き具合でとてもおいしかったです。食後のコーヒーも良い入れ具合でおいしかったです。プチ贅沢を堪能しました。
後は戻りです。視界がありゲレンデの雪質が良い時は色々滑りたい所もあるのですが、この日は早く戻っても良いと思っていました。しかし、折角なので、奥志賀ゴンドラと焼額山第１ゴンドラにも乗りたいと思ったので、奥志賀も焼額山もそれぞれ乗り場まで滑り降りました。約２キロのロングコースです。奥志賀ゴンドラの乗り場近くに石井スポーツ奥志賀店があることを知ったので寄ってみました。特に欲しいものはありませんでしたが、スキーワックスを購入しました。
ゴンドラとリフトを乗り継いで焼額山への連絡コースを歩いて戻りました。第１ゴンドラの脇を抜けて第２ゴンドラの乗り場に向かって滑り降りました。急ぐなら、カットして一の瀬に戻る山の神のリフト乗り場に向かうこともできましたが、第２ゴンドラの駅舎に向かいました。混んでいて少し並びました。途中まで同じ所を滑り、山の神のリフトに向かいました。この辺りで一瞬でしたが、霧が晴れて焼額山の山頂近くまで見えました。一の瀬ダイヤモンドを滑り、一の瀬ファミリーゲレンデに戻りました。一の瀬のトップから滑ってなかったのでトップまで行けるリフトに乗りました。幸い視界のあるうちに急斜面を滑り降りられました。高天ヶ原に行ける側のリフトが動いていなかったので、迷ったのですが、同じリフトに乗り、一の瀬のトップから横歩きで登り返して高天ヶ原への連絡コースに出ました。
今度は間違えずに高天ヶ原のリフト降り場を巻いて、高天ヶ原のメインゲレンデに出ました。この時点でもまだ視界はありましたが、雪の状態は余り快適ではありませんでした。高天ヶ原のリフトで登り返し、最後のつもりで東館山のゲレンデを滑り降りました。ブナ平に出たら、再びガスってしまいました。何度か入ったことのあるレストハウスで休むつもりでしたが、営業していなかったのでそのまま滑り降りました。
池の平のバス停の時間に合わせて戻るつもりでしたが、１５時を過ぎていたので、次は１６：１０過ぎでした。時間があったので、再度西館山のリフト乗り場に向かいました。係の人に聞いたら、朝動いていなかったトップまで行くリフトが動いているとのことだったので、それに乗りました。トップに出た時再度一瞬霧が晴れていました。高天ヶ原側の短い緩斜面が快適そうだったので、大回りで滑ってリフトに乗り、２度目は小回りで滑りました。
その後、西館山のメインコースの１つを滑り降りました。右側のコースの急斜面の様子も見たかったのですが、疲れが出始めていたので止めました。２年前の台風の影響で斜面の一部が崩落していて、昨年は閉鎖されていましたが、リフト乗車中に見た限りでは、今年も同じそうでした。ジャイアントのリフトに乗らないと蓮池連絡コースで繋がる池の平のバス停には戻れません。西館山の下りの勢いを利用してジャイアントへの上りの途中まで登り、残りは歩いて登りました。
以前はブナ平方面からだと、下りの勢いでジャイアントの上りを歩かずに登れたのですが、何か事故かトラブルでもあったのか、ブナ平の下方は閉鎖されています。ジャイアントのリフトに乗る前に、時間調整で休憩したかったのですが、当てにしていたレストハウスがここも営業していませんでした。なので、リフト乗り場のトイレに寄り、自販機で飲み物を購入して立って休憩しました。最初駅舎内のベンチに座って休憩していたのですが、女子トイレの入口前だったので、気まずくなり外に出ました。成り行きで早めにリフトに乗り、１０分前に池の平のバス停に着きました。コロナの影響でお客さんが少ないからかレストハウスも
クローズするのが早まっているようです。疲れましたが、充実した志賀高原巡りを楽しむことができました。
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