45年ぶり

京都愛宕山（９２４m）へ、いざ４５年ぶりに出かけた。昨日の午後の雷雨も通り過ぎ、朝から快晴。愛犬HappyAlmaの散歩を済ませて、車で嵐山、清滝を目指した。途中渋滞はあったが、午前９時には表参道登山口を登り始めた。全国の愛宕神社の総本社が山頂にあるが、お参りは自分の足でしかそのすべはない。保津峡駅から水尾からしか登ったことはなく、今回は表参道から登ることにした。二の鳥居前で園児の団体がスタートするところだった。追い越したのはよかったが、すぐに急登で、５分もしないうちに園児たちに道を譲った。元気な声や先生方の励ましの声がみるみる遠ざかっていく。障がいのある子を交代で背負って登る先生方には頭が下がる。”頑張って！”と心の中で。すぐに息があがりそうな自分に”歳を考えマイペース、マイペース…”日々歩いたり、外の作業をしている割には久しぶりの気だるい疲労感。まだまだ歩き始めたばかりなのに。30分おきぐらいに小休止をしながら歩いた。途中には、昭和初期にあったケーブルの関係なのか茶店跡や花売りの屋敷跡があった。先日来、SNS上や地元新聞紙上でスズメバチに刺されたとのニュース。駆除されたとのことだが”蜂に注意”の張り紙が多数あった。足音を立てず、そおーっと通過。途中、木々の合間から京都市内と亀岡市内が一望できた。それにしても、ほぼ階段状の登り、登り、登り。なかなかの厳しい山である。約三時間もかかってしまったが、お参り後、我が家と新築した息子の家用の”火の要慎"のお札を買い求め、昼食とした。若いころ北アルプスに行く前にプレ山行として登っていた山がこんなにも厳しいとは、歳のせいか久々の山行のせいか、そもそも運動不足なのか…。反省しきり。まあ、それでも何とか元気で下山できて良しとするか。