「元気にしているか?」六甲の山歩き途中の彼からの電話。退職後に5年勤めた職場の同僚の彼の弾む声が聞こえた。毎年一度は、近くの低山に一緒していたが、二年間途絶えていた。3月に、どこかまた登ろうかと選んだ山は、滋賀県の三上山(近江富士)。新幹線、名神高速道路や国道8号線(北國街道)から仰ぎ見ていた山。暖かく、花粉、おまけに黄砂飛来の日取りになってしまったが、日程が合うのが今日だった。二人とも65歳の二度目の退職後に、まだ少し仕事をしているだけなのだが、互いにもろもろの用事がありなかなか日程が合わなかった。途中の車の中は、昔の職場の話や同僚の情報交流で、あっという間に麓の駐車場に到着した。表道は急登なので、右手に迂回する裏道を選んだ。3人くらい下山してくる方々と出会うだけであった。山頂は、展望がなくその下の展望台で昼食。貸し切りであった。やはり平日。遠くには比叡の山、琵琶湖が霞んでいる。食べ終わるころには三組ほどになった。皆さん急登の表から登ってこられた。下りは石に足を滑らせないように一気に下山。8号沿いには昔からあり記憶に残っている小川珈琲の店。今度はゆっくりコーヒーでも…。彼はコーヒーは飲まないなあ。
🗻 紫式部が「打ち出でて三上の山を 詠れば 雪こそなけれ 富士のあけぼの」と詠んだ近江富士という愛称のある山でした。 😄
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