春・秋はこれにウィンドシェルが加わり、冬はまた別。
現在着て歩いているシャツはユニクロで買ったスポーツ用ウェア。
ポリエステルがメインの速乾性素材で、タイトフィットな薄い奴。
おおむね晴れている日の山行では問題なく快適だったんだけど、こないだ雨の中かっぱ着ながら歩いた時は背中が蒸れてしまってすごく不快な思いをした。
下山してザックを降ろした後もずっと背中の不快感が続いたので、これを機に買い換えようと思う。
求めるディテールは…
・山では肌を露出したくないので、長袖であること
・脱ぎ着はしないが、換気性を考えてハーフジップであること
・汗をかいた時の蒸散性を重視した素材・作りであること
デザイン的な部分はあとにするとして、素材面で調べていくとポリエステル&ポリプロピレンの組み合わせに大きな期待が持てそうだ。
『ポリエステル ポリプロピレン 二層』で検索すると、ある実験論文が見つかる。
【ポリエステル/ポリプロピレン二層構造編地の機能性評価】
http://www2.iri.pref.niigata.jp/test_IriRep.nsf/f8ba8e3327a10805492574790020b0f8/9d3ad25ae1c1150c492575580021e5df?OpenDocument
この論文によると、ポリエステル単体、もしくはポリプロピレン単体の組成よりも、それらを組み合わせた方が数値的に良い実験結果が得られている。
(ただ、素材的にはポリエステル単体でもメーカーによっては織り方や素材で工夫がなされているので、そうしたものと比べた場合にはまた違った比較結果が得られると思われる。)
このPET+PPの組み合わせ、アウトドアメーカーのシャツにもラインナップされているので調べて候補を絞ってみた。
■アークテリクス フェーズ SL ジップネック
(ポリエステル70% ポリプロピレン30% /126g)
http://rising-sun-unchain.com/?pid=41186421
■マーモット ハイブリッドPP ジップネック
(ポリエステル70% ポリプロピレン30% /220g)
http://www.descente-onlineshop.jp/dct/goods/index.html?ggcd=MJK-S2049&cid=BmrmM03
■ミズノ ドライアクセルEX 長袖ジップネック
(ポリエステル85% ポリプロピレン15% /230g)
http://products.mizuno.jp/c/item/73EF40539
■フェールラーベン テクノPP ジップアップ
(ポリエステル50% ポリプロピレン50% /198g)
http://www.fuji-sports.com/shop/trekking/shirt/fr6665.html
■ヘリーハンセン ロングスリーブ ドライゾーンジップアップ
(ポリエステル73% ポリプロピレン27% /?g)
http://goldwinwebstore.jp/shop/ProductDetail.aspx?sku=HO31220_N_S&xadid=FF0001
この中で特筆すべきはアークテリクスの軽さと、フェールラーベンのポリプロピレンの組成割合。
あとはデザインか…。迷う。

ここまで調べておきながら、実はモンベルのウイックロンが費用対効果で一番良いんじゃないかと思ってる自分がいる。
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