http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-930901.html
先日、7/29から7/31まで栂池高原から栂海新道を3日で歩いてきた。この課題について最初に問題となったのが初日の宿泊場所。3日の行程の場合、ふつうに考えれば、位置的に雪倉岳避難小屋である。ただ、この避難小屋は緊急時以外宿泊禁止となっている。管理している朝日小屋さんがそのように指定している。つまり宿泊目的で泊まることができない。外にテントを張ることも禁止。ここを回避して3日間で栂池高原や猿倉から親不知を目指すには、初日に夜まで歩いて朝日小屋を目指すか、2日目、白馬岳頂上宿舎を深夜から歩きだすことになる。いずれにしても通常2日の行程を1日で歩くことになる。(今回は公共交通機関を使用)結果、私の判断で雪倉岳避難小屋に泊まることにした。今考えると安易な考えだったと思う。
公開してすぐにヤマレコユーザーさんからご指摘を頂いた。当然である。公開後1時間でレコは非公開とさせていただいた。レコを公開すれば安易に遭難以外の利用を招く恐れがあるからだ。公開後すぐのコメントだったので早い対応ができた。コメントを下さった方に感謝している。
それがどうして今回、再掲載となったか。そのご指摘を下さった方から後日、栂海新道を歩く方のために今回のレコを再掲載してはどうかと、意外なメールを頂いたからである。数日間、迷ったが避難小屋の利用について今回、考えさせられることがあったので、そのための再掲載とさせていただいた。私はそれまで避難小屋は一般の登山者のためにあると思ってきた。利用している登山者に愛されていると感じるあの独特の温かみのある空間。雰囲気。私は避難小屋に泊まるのが好きだ。ヤマケイのそれ行け、避難小屋というコーナーも好きだ。しかし、避難小屋はそれぞれにルールがある。管理しているのは山小屋、山岳会、市町村。それぞれ異なる。今回のような間違いを起こさないよう、利用前にきちんと調べてから利用したいと思う。
大きな達成感の中にひとつの判断ミス。勉強になりました。
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