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2024年11月21日 17:57雑記全体に公開

特別展『飯能の山をゆく』

先日、甲仁田山(旧武電登山道)の紅葉レコでTeoさんから飯能市立博物館で開催中の特別展『飯能の山をゆく』の紹介を頂きました。旧武電登山道って何?と言う素朴な疑問もあったのでもしかしたら情報があるかと思い博物館に出向いてきました。
残念ながら旧武電登山道に関する展示も無くもしかしたら関連があるかと予想する『幻の武州鉄道』に関する資料・展示はありませんでした。

しかし興味深い展示も多く自分の知らない奥武蔵に触れることが出来ました。
ひとつめは刈場坂峠付近に存在した『奥武蔵スキー場』の資料。昔このスキー場の存在を知り峠付近を徘徊した事がありますが、たぶんこの辺りかなぁと思う場所とほぼ一致してました。スキー場のパンフレットや写真もあり賑わったようですが(一説にはピーク時千人来場?)もともと雪が少ない場所なので短命に終わったようです。吾野駅から大蔵平(正丸駅の東側)までバスが運行しあとは徒歩で刈場坂峠まで歩いて行ったそうです。

ふたつめは昭和11年開通の正丸峠(現旧道)のパンフレット類。
写真と共に伊豆ヶ岳のハイキングマップなどなど。武蔵野電車(現西武鉄道)が作成した物のようですが、当時の山ブームが伺えます。

みっつめは登山図。『奥武蔵概念図』は尾根を黒線で表記したもの。もう一つは奥武蔵奥秩父西上州の詳細な登山マップ。これは一日眺めていても飽きないなぁと思わせる地図であります。もちろん武甲山も削られる前の標高。発破で消滅する前の1336mが表記されてました。当然ながら裏参道・西参道もありますね。

かつて奥武蔵に点在した茶屋に関する展示を探しましたがこれはありませんでした。アンケートがあったので茶屋に関して資料がありましたらお願いしますと付け加えておきました。

奥武蔵界隈を歩かれる方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。
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コメント

てるさん、こんにちは。

ご存知かもしれませんが、昔の奥武蔵に関しては「奥武蔵と比企丘陵: ブルーガイド復刻版(昭和36年)」が詳しいです。現在、電子書籍(Kindle版)とペーパーバックス版の両方が発行されています。

茶屋については文中に記載があります。例えば、天目指峠近くには山道の真ん中に茶屋があったとか

また、甲仁田山の東尾根のコースについても短いですが記載があります。ただし「旧武電登山道」という名称は使われていません。また、甲仁田山ではなく久松平という名称になっています

さて、紅葉が素晴らしいレコ拝見しました。私もここ3年ほど毎年訪れていますが、今年もそろそろ出かけようかと思っています
2024/11/21 20:56
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山ボーイさん、こんばんは!

ブルーガイド復刻版なるものがあるんですね。ご紹介ありがとうございました。近々調べてみます。茶屋についても昔から馴染みの領域なので懐かしくなり色々調べてます。若いころ山登りでなくチャリで峠越えなんかしてたどり着いた茶屋の味噌田楽の味は未だ忘れません。

甲仁田山のコースですが、自分が持ってる昔の山と高原地図にも『旧武電登山道』の記載はありませんね。詳細図の作成者に問い合わせたほうが良いのかもしれませんね。ちなみに自分の持ってる地図も久松平です。電波塔を作った時の管理名称なんでしょうかねぇ。
紅葉ですが、今週末23日〜24日がピークと思いますよ。猛暑の影響で紅葉せずに葉を落とした山が多い中、ここのは痛みもなく素晴らしいですね。紅葉楽しんで来てください。コメントありがとうございました!
2024/11/21 21:23
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てるさん、こんにちは。

私も詳細図の「旧武電登山道」というどこかノスタルジーな名称に惹かれて甲仁田山を数回登ったことがあります。それで、この「旧武電登山道」、という名称ですが登山詳細図のブログにこう記載があります。

『武蔵野電車(西武池袋線)が吾野止まりだった頃、盛んに登られていた二子山入口バス停〜甲仁田山の旧登山道を探すことにしました。』

よって、西武鉄道の前身である武蔵野鉄道(ブログでは武蔵野電車と記載)のときによく登られていた登山道、ということで「旧武電登山道」と記載したのではないか、と私は解釈しました。

山ボーイさんが紹介されているブルーガイド復刻版、奥武蔵の昭和な雰囲気が味わえて面白いですよ。あと絶版ですが、ものがたり奥武蔵、も味わいがあります。
2024/11/22 12:28
yakidangoさん、こんにちは!

『武電』という言葉から幻の武州鉄道のほうばかり調べてましたが、武蔵野電車で『武電』だったんですね。そして詳細図のコースガイドを見てたらこんな内容で書かれてました。原文そのまま書きますと、
「㉛二子山東尾根ルート(二子山入口バス停〜甲仁田山〜二子山雄岳=2,515m登降差413m登1時間40分降1時間20分。道標なし:C級)旧武電が拓いた登山道で西武秩父まで延伸するまで歩かれていた旧登山道で、秋は紅葉が素晴らしい。熟練者向き。」
そして西武線の正丸トンネル開通が昭和44年(1969年)、頭に昭和40年代がついてるのもこれですね。
納得しました。スッキリです!!(^^)!細かい字でも解説読んでみるもんですね。本当にありがとうございました。

山ボーイさんにご紹介いただいた復刻版、早速ポチっとしました。電子版よりちょっと高いですがペーパーバックにしましたが手元に届いたら読み漁りたいと思います。ものがたり奥武蔵も気になりますね。
2024/11/22 14:06
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