市川の梨街道を自転車で通りかかった。
街道沿いの梨園はどこも静まり返っていて寂しい限りだが、
ごく稀にまだ梨を並べている店がある。
見れば「新雪」とか「愛宕」などという
聞いたことのない銘柄ばかりである。
なんだろうなぁと思って見ていると、
奥からおばちゃんが出て来てあれこれ説明してくれる。
これら晩成の品種は概して日持ちがよく、春先まで保つものもあるという。
「王秋」というのを一袋買って帰る。晩成型の梨というと新高みたいに
ザラついた食感のものを思い浮かべるが、この品種はキメが細かく、
豊水などに比べるとちょっと酸味は強いが美味である。
帰り道に大きな霊園の中を通ったが、ここなら街灯がなくて
オリオン座流星群を見るのに丁度いいかもしれないと思った。
というわけでこれから夜の霊園に行ってきます。
ここ青森でも県民はりんごをリンゴと呼ばず品種名で明確に区別している。きょうはジョナゴールドをいただきましたよ、とかオーリンどうぞとかいう次第だ。故郷長野県はリンゴ生産第二位ですが、そこまでの高等教育は無かった。
先日こどもが幼稚園の行事でリンゴ狩りにいったのだが、その時も農園のおばさんは赤いリンゴを片手に「みなさん、これはフジですよ、はい、いっしょに!『フ・ジ・−・ッ・!』」と唱和させていたそうです(娘の証言)。
千葉県も梨に関してこんな民族教育があるようですなー。
千葉県の梨教育はそこまでファッショではありません。
僕も梨にこれほど多くの種類があるというのは
この年になって初めて知りました。
さずが青森、リンゴ帝国と呼ばれるだけのことはありますね。(呼ばれてないか。)
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