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信濃川上駅…((taxi))…毛木平1,433m(11:30〜11:50)→分岐�蘂�
ピーク▲1,524m→大山祇神社→慰霊碑→ナメ滝(14:00〜14:05)→
((千曲川源流遊歩道))→水源地標(15:30〜15:45)→分岐��(尾根に出る)→
甲武信ヶ岳▲2,475m��(16:50〜17:00)→甲武信小屋(17:15幕)
8月1日(日)
甲武信小屋(7:00幕撤収)→甲武信ヶ岳▲2,475m��(7:25〜7:35)→
分岐��(7:55)→水源地標(8:15〜8:30)→((千曲川源流遊歩道))→
ナメ滝(9:30〜9:35)→((途中水場))→慰霊碑(10:00〜10:15)→
大山祇神社→ピーク▲1,524m→分岐�茴�毛木平(11:30〜12:00)…
((途中、ハイカーの車に便乗))…信濃川上駅
先日の土日で甲武信ヶ岳へ行って来た。
山上の雲は晴れなかったが、歩くには丁度好い天候に恵まれ、雨には遭わず。
徳ちゃん新道を登り詰める勇気がいまひとつ湧かなかったので、小海線の信濃川上駅からのアプローチを選ぶ。バスを止めtaxiで毛木平の駐車場までお願いする。
夏の暑さでも快適な千曲川源流遊歩道を歩きたかった。
先行する3人の女性パーティ以外に登りでご一緒される方は他に居なかった。
準備を済ませゲートを跨ぎ林道へ。
川沿いの道はせせらぎの音と共に涼風も運んで来てくれる。飽きることなく歩き続けることが出来る快適な道である。
所々でアップダウンはあるが歩調が乱れる程のキツイ所は無く、少しずつ高度を増しているといったところだろうか。緩やか過ぎる山道が3時間強、源流地標まで続く。1時間に一本ずつ休憩を挟みやっと源流地標へ到着。岩間から染み出してくる冷たい水で喉を潤し、再び活力を呼び戻す。新たに水を補給し残り1時間弱の山頂への急登を頑張る。
いつもなら疲れが出て来る頃なのだが、時間通りに山頂へ！雲が重く掛かり展望は利かなかったが登頂出来たので嬉しい。
山頂を後にし甲武信小屋へと下る。
小屋前に到着するとテーブル前に数人の方がいらしたので挨拶をすると、「誰かと思ったら…」と聞き覚えのある声！何と鷹ノ巣山でお会いして山菜談議で盛り上がったあのK氏ではないか。「え〜っ？」こんなところで再会するとは…。
伺ってみると他にも知り合いの方が数人いらっしゃったのだそうだ。何れも甲武信小屋で知り合った方々ばかりとのこと。お互い約束した訳でもないのに不思議なものだ。向こうもこちらもお互い吃驚！他の方々は常連仲間といった感じで小屋のお手伝いも率先してされていた。親父さんとご挨拶させて頂き幕営料を納める。
ちょうどこの日は親父さんの同級生の方も何十年か振りで小屋に泊まられたようだ。
…後々この同級生だったという方に大変お世話になるのである。
幕営後、K氏が小屋番さんたちと共に始める夕食準備までの時間を山談議で費やす。
今回は釜ノ沢より小屋へ登って来たのだと言っていた。
こちらも会企画でお盆時期に取り付く話をすると「頑張って！」とエールを頂く。
今回まで幾度と無く甲武信小屋へ通ってやっと全ての山道を歩き尽くすことが出来たと仰っていた。何度通ったのだろう。同じ道を辿ることもあったはずなので想像出来ない。
山菜の時季にまた奥多摩でお会いするのだろうなと考えていたが、意外に早く再会出来た。
常連さんたちが各々の支度を始める頃、自分らは一度幕に戻り夕食準備に取り掛かる。
テントから必要なモノを出して小屋前のテーブルに並べ準備開始。今回も荷を軽くしたくてフリーズドライ米と乾燥野菜たっぷりのラーメンとした。そう言いながらも暑い時季によく持参する生野菜にプチトマトとキュウリがある。今回はこれにカミさんが関西出張土産として持ち帰った水茄子が加わった。以前板橋の某和食料理店でフルーツ代わりに出されて感動した時と同じく、スライスして生で味わう。やはり絶品であった。
食後や登頂後に食すために持参しているのが柑橘系のフルーツ(今回はグレープフルーツ)。
甘さと水分が同時に補給出来るのでバテには良いようだ。大きさと重さからオレンジかデコポンがお薦めである。会山行でも持参される方がいらっしゃる程。
今回は野菜で満足したので下山まで口に入ることはなかった。
ウチではテント一式とコンロ・コッヘル類を自分が背負い、食糧をカミさんが背負う。
いつからか自然に担当が決まっていた。
今回の食材は嵩張るものが多かったので大変だったのではないだろうか。
重さはそれほどでもなかったが結構な荷であったと思う。
水茄子を少量の塩で、トマトをそのまま、キュウリをマヨネーズで食べながらビールを2缶空けてからメインに。隣のテーブルでは沢登りをして来た別グループが山談議で盛り上がっていた。
明朝は急ぐ旅ではなかったが早めにテントに潜り込み夜中起き出すことなく爆睡。
それでもゆっくりと5時頃起床。幕前で朝食準備。パンとスープ、珈琲で簡単に済ます。
テント撤収後小屋前に行くと常連さんたちが布団の片付けの真っ最中であった。
親父さんは小屋前に積み上げられていた木片を切り揃えて何やら道具を作ろうとしていた。出発前だという親父さんの同級生だった方(お名前を聞きそびれてしまったので不明)が武信白岩山・十文字峠経由で毛木平へ下るらしく、ルートを薦められた。行きたい思いはあったものの、山上の雲が晴れることは無さそうだったので来た道を戻ることにした。水源地標で水を汲んで帰るのも楽しみの一つだったので三宝山・他、十文字峠経由は次回の楽しみとする。
こちらも準備を整え、親父さんと作業中だったK氏に挨拶の後出発。
来た時と逆に再び甲武信ヶ岳山頂を目指し、20分少々で到着。昨日と違い雲は少し切れ掛かっていて登って来た千曲川源流の両側に続く尾根はくっきりと見渡せた。
反対側の秩父方面は真っ白く何も見えず、尾根筋を行きピークを辿る十文字峠方面を次回に廻して良かったと思った。
ひとしきりガレ場を下り樹林帯に入ると少し涼しくなって来た。気分的なものかな！？と思う。分岐から右へ更に20分少々下ると水源地標へ出た。
湧き出す水を1ℓずつ補給し、下山後の珈琲タイムが楽しみになる。これだけ汲むと帰宅後も楽しめるので余裕のある時には止められない習慣である。
ここで少し涼んで行こうと腰を下すと既に登って来る方がお一人。今日は日帰りで十文字峠を廻って毛木平へ下るという。凄い健脚振りである。他にも同じような日帰りの方と何人かすれ違う。
小屋で片づけをしていたはずのK氏と仲間2人、前後して小屋番25年の親父さんの後輩だという方が息子さんと二人連れで其々捲き道で下山して来た。
少し先の休憩場所でもお会いし、とびきり美味しい水場を教えて頂く。
小屋で分けて頂いた水より少し柔らかめで喉をすうっと通り過ぎていく感じだ。
こちらの水も530mℓ×2本分補給。来た時より数段重くなったが何故か元気が持続しているようであった。山の水のお陰だろうか。
その後はお会いすることなく、こちらもゆっくりとした歩調で駐車場まで下山した。
駐車場脇のあずまやで珈琲を淹れ、旨さに感動する。
来た時と同じくtaxiで帰ろうと携帯を覗くとアンテナが一本も立ってない。バス停までのレタス畑だけが延々と広がる炎天下を1時間半歩くと考えただけでガックリと来た。
少し腹に入れて再び重い荷を担ぐ。
30分程歩いた所で後から来たワンボックス車が横に止まった。笑顔で「お疲れさん！」と仰った方があの同級生だった方である。
「バス停まで」と言いながら結局信濃川上駅まで送ってくださった。最敬礼でお礼を述べると、「何処かでまた会おうね！」と颯爽と去って行かれた。最近特に良い出会いが多い気がする。またお会い出来ると良いのだが。
小海線の次の列車まで1時間程。楽しかった山行にビールで乾杯しお盆時期の沢で再訪する頃を想い描く。駅前のバス停に川上犬が彫刻刀で描かれていたので写真に収める。来る時は気付かなかった。小さな高原列車に乗り込み山行を終える。
本当に良く【偶然】が多いですよね。
山の神様の引き合わせかもよ。
運が強いのよ。絶対に
cokiinuさん、お早うございます。
山では、嬉しい偶然の出会いや再会がかなり目立ちます。不思議だけど・・・。
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