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[日 程]2010年6月11日(金)〜13日(日)
[参 加]10名
[コース]
6月11日(金)
池袋東口NR営業所前(23:30~0:30)→(関越自動車道)→戸倉
6月12日(土)
戸倉…鳩待峠→山ノ鼻→研究見本園周遊→竜宮小屋→下田代十字路(幕営)
((以下は参加9名))
幕場→分岐�蘂�赤田代／分岐�茴�分岐�蘂�(段吉新道)→分岐�茴�
兎田代／分岐�茴�分岐�蘂�三条ノ滝往復→分岐�蘂�平滑ノ滝前(梯子・鎖)→
分岐�蘂�赤田代／分岐�蘂�分岐�茴�幕場
6月13日(日)
下田代十字路(撤収)→分岐�蘂�(段小屋坂／途中水場有)→白砂乗越／白砂峠→
沼尻休憩所／十字路直進→沼尻平→オンダシ→浅湖湿原／分岐�蘂�
三本カラマツ→分岐�蘂�ビジターセンター／分岐�蘂�三平下／分岐�茴�
三平峠→岩清水／水場→一ノ瀬休憩所→(沼田街道)→大清水→♨
ここ10年程尾瀬から遠ざかっていたが、ミズバショウの観賞時期が少し遅れているというフレコミから、この時期初の尾瀬入りとなる。
尾瀬一日目は、鳩待峠から湿原を横断して下田代十字路へ。ここで幕営。
幕3張と賑やかなテントサイトとなった。
別のパーティで来ていたメンバーの中に3名程顔見知りが居て嬉しくなる。
二日目は白砂乗越、沼尻、三本カラマツを経て三平峠へ。
最後の大清水までの長い林道歩きで疲れきった。
ピークを踏む山行とは違う湿原巡りを十二分に楽しみ尽して来た。
ミズバショウも花が咲き誇り、湿原では終わりに近かったものの沼附近では標高の違いからかまだ咲き始めの小さなものが目立った。
あまりじっくりと見たことの無かったショウジョウバカマ、モウセンゴケの新芽、カンゾウ類の新芽、湿地一面に小さな紫の花を咲かせていたタテヤマリンドウ、群生するヤマドリゼンマイ、オオバキスミレ、オオカメノキとその新芽、リュウキンカ、チングルマ、谷川の一角では山葵等をじっくりと観察しながら説明を聞く。
水流の中には岩魚の悠然と泳ぐ姿や池塘の一角に群れるオタマジャクシ、いつの間にか水面に出て来ていたサンショウウオ等を時折見ることが出来た。
それでも相変わらず声だけで姿の見えないのがカエルであった。
結局個体を確認するには至らず。
白砂乗越辺りの樹林帯では花々と共に様々な木々も大きく育ち清々しい空気を運んで来てくれた。山菜の王様タラノメを始め、コシアブラ・ハリギリやウド等も至る所に生えている。
尾瀬はやはりゆっくりと歩くのが良い。
ピークを目指す山行とはまた違う魅力がある。
尾瀬の周囲でまだ行ってない悪沢岳・笠ヶ岳方面や物見山新道を経て奥鬼怒山・黒岩山・赤安山を巡るルート等、行きたい山行は幾つかあるものの湿原をじっくりと歩くのも久々だったので新鮮であった。
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