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飯能駅(8:00〜9:00)…名栗湖P(9:30〜9:50)→登山口(10:00)→
((白谷沢沿い))→林道を跨ぐ→岩茸石→権次入(ゴンジリ)峠→
棒ノ嶺▲969m/昼食&宴会→((往路を戻る))→名栗湖P(16:00)
→飯能駅/解散後有志にて打上げ
白谷沢コースは、登山口から常に左に谷川を眺めながら高度を詰めていく楽しいコース。樹林帯の湿気は少し気になるが、暑い日でも沢音を聴きながらの登行となるのでそれ程暑いと感じずに済む。
水場に多い虫の大群も今回は現れることなく快適に登り詰めることが出来た。但し常に湿気を帯びた木の根や岩には要注意で足場をしっかりと踏みしめながら慎重に歩を進める必要がある。
足のあるパーティは、名栗湖やダム入口にあるさわらびの湯の駐車場を利用して気軽にアプローチ出来るので家族連れも多い。
白谷沢上流の急登には鎖の手すりがきちんと整備されているので充分慎重に歩けば初心者にも登り易いと思う。
今回少し遅れ気味のメンバーが出たものの先ずは1時間半で林道を跨ぐ場所まで来た。ここにはあずまやが建ち水場もあるので小休止に良い。
左右に水の出口があるが、左側は登山道と平行して流れる谷川の水、右は地中から湧き出る水と冷たさと味が微妙に違うようだ。が、どちらも美味しい。喉を潤し残りの急登に備える。
棒ノ嶺は初夏より冬の登行が快適で面白いという。
谷川沿いは常に気をつけて慎重に行けば問題ないし、尾根に上がれば落葉樹が多い尾根筋からは展望が開けて周囲の山を眺めながら気持ちよく歩けるのだそうだ。今度は冬の山行で訪れたいものである。
実は前日の予報が雨でなければ、次週行く予定の蕎麦粒山辺りを登り、日向沢ノ峰、長尾ノ丸、槙ノ尾山を経て棒ノ嶺山頂へ。一旦奥茶屋キャンプ場へ下り幕営しようかと考えていた。当日山頂で待ち合わせようとメンバーと話していたのである。
叶わなかったがこの縦走路も歩きたいコースの一つ。
真ん中にあずまやの立つ広い山頂に到着すると木陰を中心に老若男女の幾つものパーティが寛いでいた。
山頂広場に何本も生えていた桜は小さな赤いサクランボをつけ何だか可愛らしい。雲って展望は全く利かなかったが雨になる気配はなかった。
1時間半程、担ぎ上げたビールで宴会となった。
オジサンばかりだが11名も居ると賑やかである。普段の山行ではお会い出来ないメンバーとも月例山行ではお会い出来るというのも良い。
遅れ気味だったメンバーは疲れ切っていたが宴会となると元気を取り戻したようだ。現金なものである。
他のパーティの方にお願いして、山頂で記念撮影をしてゆっくりと下山開始。登りで遅れ気味だった方は膝が全く利かない状態となったためシュリンゲと細引きを組み合わせて縛り、後から引っ張る形で下山中に体重を掛けても後が支える形を取り慎重に下山。
各メンバーが交代で前後にサポートに入りながら進路を指示。
途中まで最後尾を任される。林道まで下ってからはサポート交代要員となる。故障者が出ても一致団結してまとまって行動する。低山とはいえ山を侮ってはならない。会で学んだことの一つだ。
林道まで降り立ったところで団体が休憩中だった。
3名の係りの内のお一人が前会長と話し始めた。知り合いのようであった。この団体、ヤマケイ登山教室の一行だと判った。
下山口の方には誰も降りて来なかったので、これから山頂を目指すのだろうか時間的に少し遅いような気がした。既に14時を廻っていた。
こちらのペースは遅々として進まないものの後から下って来るパーティも少なく快適に下ることが出来た。
名栗湖に到着したのは16:00を少し廻った頃。登山口の傍らにある水場で改めて喉を潤し山靴の泥を落とす。故障者も何とか一緒に下山出来た。
飯能駅前で一旦解散し有志6名で打上げ。楽しく歩き甲斐のある低山ハイクを終えた。
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