キリアン・ジョルネ氏
世界屈指のトレイルランナーとして、SKIMOのチャンピオンとして他の追随を許さない実力を持つトップアスリートです。
その速さは、まさに向かうところ敵なし。
超人的な能力に強い憧れを抱きます。
彼がここ2年ほどで達成をねらっていたのが、エベレスト登頂最速記録。
2017.5.21〜5.22の26時間でその記録を達成しました。
単独、無酸素、ノーロープです。
下山も含めた総合的な最速記録を目指していたそうですが、体調不良で下山せずにベースキャンプで休息をとった模様です。
つい最近、スピードをウリにする著名クライマーが滑落死したばかりなので、キリアンの無事の登頂と記録達成を不安に思いいつつも、願っていました。
キリアンの記録達成により、時代は未踏峰や未踏ルートからスピードに移り変わっていくのではないかと思いました。
先日、知人が日本オートルートを一日で踏破しました。
山岳スキーレースの世界では、長らく日本トップに君臨する彼ならではの偉業です。
日本百名山を33日間で踏破した実力は伊達ではありません。
このお二人が身体能力に優れるばかりではなく、確かな技術と経験をもち、緻密な計画と冷静な判断力をもちあわせているからこそ達成できたすばらしい記録です。
キリアンのエベレスト登頂最速記録達成とともに、石井スポーツ荒川社長のエベレスト登頂の報せも嬉しいニュースです。
荒川社長の無事の帰国を願っています。
http://www.pressdigitaljapan.es/texto-diario/mostrar/742020/
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