吸水行動―チョウのあまり知られてないかもしれない習性

先週の土曜は平標へ行った

この帰り道、平元新道登山口から駐車場までの長い林道で、黄色がかったチョウが地面でかたまって止まっているのが数箇所で見られた
(画像左)
この動物の糞や乾きかけた土にストロー状の口を突き立てて何かを吸うのは、“吸水行動”と呼ばれ、ナトリウムやアンモニアを摂取すると言われている


チョウの食事と言えば多くの人がイメージするのがこれ
(画像中：2016/8/5月山、湯殿山コース途上)
だが、花だけでは栄養が糖質に偏りがちなのかもしれない


チョウが糞や腐敗物に群がって汁を吸う習性があるのは個人的にだいぶ前から知っていたが、実際にその場面を見るのは山歩きをするようになった比較的最近のことである
(画像右：初めて見た吸水行動、2016/4/9、越後白山登山口付近)