スカーフェイス

プロフィール画像を蔵王キツネ村で会った顔に傷のある白いきつねのものに変える

蔵王キツネ村は生育環境が過密なせいなのか、けんかで怪我をして血を流している個体が目立つ

彼(性別はわからないが“彼”と表記)に会ったのは今年の夏だった(画像：左、中)
“顔に傷”といえば荒くれ者のステロタイプだが、彼は乱暴でも勇敢でもなく動きがあからさまに不器用で見ていて
『こいつ大丈夫か？』
と、不安になったものだった

昨日蔵王キツネ村で彼に再会した(画像：右)
シートン動物記に出てくる“スカーフェイス”と違って彼は賢く立ち回れるわけではない
冬毛になって体が大きく見えるが、額の傷と不器用な動き方は以前のまま
“野生では生きのこれない”タイプだ

シートンのスカーフェイスは人を出し抜く術を心得ていたが為に却って自身の命を喪うこととなった

彼はどうだろう？ この先生きのこれるのか