各地の山から、今年は花の咲きが早いとのレコが上がっており、見頃は過ぎたかなと北信地方の知る人ぞ知るオサバグサの群生地を歩いてきた。
この山を登る大半の人が休憩する四つ辻まで来ると、ザックと無線機がポツンと置いてあった。するとタケノコ(根曲り竹)を手にした男性が現れた。「この一帯は採取禁止になっていますよ」と話しかけていたら、高校生パーティーがやってきた。この日はインターハイ登山の県予選会が行われており、その男性は予選会関係者で教諭だった。この場所に来るまではタケノコ採取禁止の立て札が何本もあり、気づかないはずはない。「先生、それはないでしょ!」と生徒の前で言ってしまった。
予選会には60〜70名ほど参加していただろうか。2〜3パーティーが熊除け鈴を鳴らしていた。「こんなに大勢が歩いていれば、鈴なんていらないよ」と話したが、はたして解ってくれたか。ポイント確認に歩いていた教諭2人組も鈴を鳴らしていた。山頂にいた教諭の無線機からは「2パーティーは棄権」と流れていた。トップとラストのパーティー差は3時間以上あったと思う。
オサバグサは来週あたりが見頃になりそう。
アズマシャクナゲが見頃であった。
モミ林には雪がたっぷりと残っていた。
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