その是正処置として野営場を利用の実態に即して追加することとして
・十文字峠野営場(十文字峠宿舎のテント場)
・甲武信ヶ岳野営場(甲武信ヶ岳宿舎のテント場)
・雁坂峠野営場(雁坂峠宿舎のテント場)
・雲取山野営場(雲取山宿舎のテント場)
・大弛峠野営場(大弛峠宿舎のテント場)
・大日岩野営場(大日岩宿舎のテント場)
・笠取山野営場(笠取山宿舎のテント場)
・将監峠野営場(将監峠宿舎のテント場)
・大菩薩峠野営場(大菩薩峠宿舎のテント場)
・三条の湯野営場(三条の湯宿舎のテント場)
・七ツ石山小屋野営場(七ツ石山宿舎のテント場)
の11か所の山小屋併設のテント場を(公が認めた)野営場として位置づけることについての諮問が令和4年12月になされ、
令和5年4月25日付環境省告示により
・十文字峠野営場(十文字峠)
・甲武信ヶ岳野営場(甲武信ヶ岳)
・雁坂峠野営場(雁坂峠)
・雲取山野営場(雲取山)
・大弛峠野営場山梨県山梨市(大弛峠)
の5か所がテント場として公認され、
このほか奥多摩小屋の廃止に伴う雲取山等の登山利用者等のための野営場として
・五十人平野営場(※旧奥多摩小屋跡地)
を新規に整備することとされました。
(5か所しか指定されなかったいきさつは分かりません。)
上記11か所でテント場が運営されていたのは、実は慣習的・黙認であって、法令上はいわゆる闇のテント場であったものの、時と場所・状況によって世間的にも容認されるといったことだと思います。
以下は私の国定公園内の山でのテント泊の模様です。
いずれもテント泊の指定地ではありませんが、幕営しなければ登山そのものが成立しない地域です。
警察署には登山計画書を提出し、関係官庁には林道の鍵を借りるために届け出ていますが、そうではあっても広い意味での黙認テントということになるでしょう。北海道の数日間の縦走での山の中、天幕類なしで寝れとも言えないでしょうから。
画像1 北戸蔦別岳頂上
https://yamatabi-hanatabi.com/pipairo2010-1.html
画像2 エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウシカウシ山の中間地点
https://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2010.html
画像3 カムイエクウチカウシ山(八ノ沢カール)
https://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2011.html
本題からは外れるリアクションかもですが、雲取山辺りの野営場について
五十人平〈ごじゅうにんでーろ〉のテン場復活の話題に触れることができて、とても嬉しい気持ちになりました〜ググってみましたが「五十人平野営場整備工事」の入札情報とかあがってますね
なお闇テンについては、当方後ろぐらい所もありまして
こないだは酉谷避難小屋で幕営してきました、本来はアウトなんだろうなといった感じでごめんなさいです
コメントをいただきありがとうございます。
前回(12月9〜10日)の酉谷山避難小屋のとき、事前にnandoさんの記録を拝見していて、はじかれた場合は私も同じところになるだろうなと思っていました。一人になれるしトイレにも行けますし。)
宿泊者5人中4人が、小屋で過ごせないときのためにツェルトかテントを用意しており、残る1人は外国の方で日本語が通じませんでしたので聞いていませんが、キャパシティを超えた人数になっていざこざとなる(過去にも何度も、最近では11月の連休にもあったらしい)より、外で寝なければならない場合のためにみなさん、用意に怠りはないようです。そうでないときでも自主的に外で寝ることにも特段の問題はないのではないでしょうか。
いざこざがあって(着いたら自分のスペースを確保できなかったというような)小さなことにあれこれ物申す人がいらっしゃったようで、関係官署にクレームを付けたことが原因で少し制限的な話もありましたが、おおらかに自然環境を楽しみたいものですね。
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