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2023年2月から2024年1月8日までの埼玉県内での山岳事故件数は80件で、年代別にみると
10歳代 3件
20歳代 7件
30歳代 6件
40歳代 11件
50歳代 16件(うち死亡1)
60歳代 16件(うち死亡1)
70歳代 15件(うち死亡2)
80歳代 10件
となっています。
(埼玉県警のHPから)
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/sangakujyoho.html
高齢者の事故はその素因を(高齢者という)年齢に求めがちですが、自分の登山の内容で判断すると70歳手前ぐらいまでは、肉体上、精神上も充実した壮年であり、そう考えると埼玉県では若年層の事故・遭難も結構目立っていると言えます。
山岳事故の数字は埼玉県警のHPから得たものですが、埼玉のように日帰りがほとんどの山での10代から50歳代までの世代の事故の多さが際立っています。事故の要因は様々ですから論評は不要と思いますが、転倒・滑落が多いのが特徴ですので、埼玉の山歩きはゆっくり・しっかり歩くことが事故防止につながるものと思われます。
年齢の羅列だけでの事故防止の呼びかけ漠然とし過ぎているので、特に高齢者についてスポットを当てるのなら、加齢に基づく身体の変化などにフォーカスした事故の分析をするなどすれば、役立つものになるのかもしれません。
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