![]() |
|
|
(縦走の記録)https://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2009-front.html
すると、ヒュッテのノートには、カムイエクウチカウシ山への登路である八ノ沢の二股で出会った「本物の日高山脈の長期漂泊者」による7月29日付けの「エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ山の縦走」についての書き込みがあった。
「12日間、山に入っていた」
「初日から10日間、誰とも会わなかった。」(11日目に私と出合った)
「ヒグマは8頭いた」
「札内JP先のお花畑の木の先では、夢中で草の根を食べているヒグマに出逢った」
「毛並みが分かるほどの距離だった」
「熊スプレーを持っていたが使わず、回れ右した」
「ヒグマは5mほど上に登って”ウォー”と吠えた」
「その後、荒い息づかいをして走り去った」
「山・花・イワナ釣り・山菜と、日高の山に大満足」
「これ以上の自由な空間があるだろうか」
(了)
2025年の夏山に エサオマントッタベツ岳〜カムイエクウチカウシ山の縦走記録は、ネット上では見当たらない。この縦走路を歩いた記録は、多くて年間5人(5組)にも満たない。登山技術はそれほど必要はないかもしれないが、完璧な総合力が求められる場所である。
私にはもう日高の縦走は無理だ!
辛すぎる。
精神的にも持たない。
今となっては、7回、縦走を果たしておいてよかったと、心底思う。
本物の日高山脈の漂泊者に出会った話(第一話)
https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-372072
本物の日高山脈の漂泊者が語った話(第二話)
https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-372134
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する