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パルテノン多摩ミュージアム(東京都多摩市)で開催されている特別展「牧野富太郎と多摩」は今日が最終日なので行ってきました。
想像よりも充実した展示内容で、博士の生い立ちから晩年までを丁寧に網羅していましたが、特に東京多摩地区での足跡にもスポットを当てた企画展でした。
鉄道が都心から西へ延びるのに伴って多摩地区への採集旅行が増えていったそうです。多摩地区での採集は175回に及び、中でも高尾山を含む八王子市域へは84回も訪れたそうです。
さて、多摩地区で牧野博士が発見したもので有名なものは何といっても多摩丘陵の固有種「タマノカンアオイ(多摩ノ寒葵)」ではないでしょうか。
また、高尾山では、牧野博士を始め多くの研究者やアマチュアの研究家も新種を発見しています。その数64。牧野博士が発見したもので有名なものは、ちょうど今が花期の「ホシザキイナモリソウ」や「フイリイナモリソウ」などがあります。
さて、私が驚いたのは「フキ」の標本。採集地が以前私が住んでいた日野市のすぐ近くの駅付近でした。昭和16年とありましたが、お近くまで採集に来られていたんですね!先生。牧野博士を少し身近に感じた企画展でした。
「牧野富太郎博士」 やはり恐るべしっ!
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■日記:恐るべしっ!「牧野富太郎博士」(2023.04.05)
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