町田市民文学館ことばらんど「森村誠一展」

2024年12月05日 17:17未分類全体に公開

山を舞台にした数々の小説も多く残した故・森村誠一氏。その先生の没後1周年の回顧展に、昨日「仏果山・経ヶ岳」の帰りに立ち寄りました。先生は町田市に1991年から在住されていんですね。

展示は時代ごとに先生の作品ジャンルの変遷を辿る構成となっていました。主に各作品に登場する登場人物に焦点が当てられていますが、愛用品、創作ノート、校正の入った原稿なども展示されていました。

私の中で森村誠一氏といえば、初期の企業小説・山岳小説です。10代の半ばに読んで随分感化されました(笑)。山に関するコーナーでは青年時代の山のアルバム、ウッドシャフトのピッケルなどが展示されていました。

なかでも先生が学生時代に購入し登山で使っていた愛用のカメラが展示されていたのには痺れました。小西六写真工業製のセミ判スプリングカメラ・「パールⅣ型」です。このカメラは「日本アルプス殺人事件」でのトリックのカギになっているカメラです。

まあ、「小西六」「セミ版」「スプリングカメラ」といっても70代以上のカメラ好きの方にしか分からないかもしれませんね

会期は12月22日(日)までです。文学館は町田駅から徒歩で近いです。館内のカフェでは先生が愛飲していたコーヒーをアレンジした「森村珈琲」も飲めますよ。森村誠一先生がお好きな方はどうぞ。

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■町田市民文学館「森村誠一展「小説(ミステリ)」を生きた男の肖像」
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/morimura.html

■NHK NEWS「作家の森村誠一さん没後1年の企画展東京町田」(2024.11.09)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241109/k10014633721000.html

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