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右の2枚は作例です(笑) 色補正はしていません。
写真中:神奈川県高松山からの富士山。ズーム:ワイド端。
写真右:御殿場線山北駅の信号機。ズーム:3倍くらい。
【操作性】
なかなか良いです。ボタンを押し間違えることもありません。動画撮影のボタンが付いているのが便利。レンズがボディの端に付いているので最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。片手でもしっかりホールドできます

【画質】
ズームは28mm〜128mm。広角側は解像度・発色ともに良く、青空のグラデーションもきれいに再現されます。Lumixは色合いがやや派手なので好みが分かれるかもしれませんが、Webにアップするにはちょうど良くらいです。望遠側はズームを3倍以上にすると粗が目立ち始めるので、35mm換算で70mmくらいまでが実用的な範囲かな。この機種の構造上の弱点ですね。
【バッテリーの持ち】
GPSをONの状態で250枚程度は撮影できています。GPSは思ったほど電気を使わないようですが、動画撮影をするとかなり消費します。バッテリー性能限界は0度以上なので、氷点下でも体温が伝わるポケットに入れておけば常温と同じくらい長持ちします。
【GPS】
衛星の捕捉に時間がかかることがあり、精度も低いです。専用機ではないのでおまけ機能として割り切っていますが、撮影するときに地名や施設名が表示されるのは面白いです。
【高度計】
これもおまけ機能ですが、GPSよりは実用的です。気圧高度計なので、登り始めや山頂などで高度を設定し直す必要があります。天候が急変するときは気圧も大きく変わるため、誤差が大きくなりますが、天候が安定している時ならおおまかな高度が分かります。
【方位計】
さらにおまけの電子コンパスです。しかしおまけの中では一番正確です。撮った写真を再生すると、どっちの方向を向いて撮ったのかが分かります

【iAモード】
カメラが被写体を判断して撮影モードが自動的に変わる機能です。最初は、あまりカメラ任せにするのはちょっと・・・と使っていませんでしたが、かなり的確にモードが変わるので、基本的にiAモードで撮影するようになりました。マクロモードを戻し忘れてシャッターチャンスを逃した、なんてことが無くなりました。iAモードでEV補正ができればいいのですが、できないのが残念。
【その他】
Webのクチコミによく書かれている本体内部の結露については、まだ発生したことがありません。電源を入れたときに表示される、防水機能の注意書きは消せるようにしてほしいです。
試したことが無いので分かりませんが、2mの高さから落としても大丈夫というので、安心感はあります。以前CX1を落として筐体を変形させたことがあるので、落下には慎重になりました

【総評】
このカメラの利点は場所を選ばす撮影でき、ポケットやザックにサッとつっ込める気軽さだと思います。雨や雪に濡れても心配する必要は要りません(汚れたら水洗いできます) 望遠域の画質に難があるものの、記録用・スナップ写真用としては十分に使えるでしょう。後継機のFT4も発売されましたが、デザインも仕様もFT3とほとんど変わっていないようですね。
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