秋の渡り＠三番瀬

来週の山行のため、週末は調整の休み・・・ってわけではなく
いろいろ用事があって半日しか自由になる時間が無かったので、
三番瀬へバードウォッチ。

東京湾の水質は下水道の普及で向上し、葛西の人工海浜では
海水浴場としての許可が下りたとか。自然の干潟がある（正しくは
自然が回復した干潟）三番瀬の水も非常にきれいで、干潟の上を歩いても
全く泥臭くありません。

干潟で見られる秋の渡りのピークは８月ですが、数種類のシギを
見ることができました。

干潟の水溜りをよく見ると巻貝や小さいカニなどがたくさんいます。
水がきれいになるにつれ、野鳥も徐々に増えているようですが、
アウトドアブームの影響か、10年前に比べると鳥を撮る人が大幅
に増えました。

マイカーでやってくるのか、膝まである長靴を履いて
干潟に三脚を立ててバズーカで撮る人が多く、まるで撮影会…
デジタル1眼レフが普及する前、こんな光景はありませんでした。

朝晩は涼しくなりましたが日中は30度もあり、干潟を1時間歩いただけで
汗だく、夏でもないのに焼けてしまいました。本格的な秋はもう少し先ですね。

http://tabidori.blog.so-net.ne.jp/2013-09-22

コメント

chocoriro5

RE: 秋の渡り＠三番瀬
tabidoriさん、こんばんは。

鳥の撮影、みなさん熱心ですね。
会社の近くの池にも毎日が日曜日風のおじさま方が
たくさんいらして、暑い日も寒い日も　三脚たてています
でもtabidoriさんのように素敵に撮れたら、夢中になっちゃいますよね

三番瀬、ほんときれいですね。
会社の同僚が三番瀬に　ホンビノスとかいう貝をよく取りに行っていました。
分けてもらって酒蒸しにしていただきましたよ。
けっこう大きな貝でした。

tabidori

＞chocoriro5さん
こんばんは!

毎日が日曜日・・・なんと魅力的な響き
最近でこそ若い人も増えてきましたが、登山も写真も
中高年者の趣味でしたね。珍しい鳥が現れるとネットで
すぐに情報が広まるので、たくさんの鳥マニアが集まって
きます。自分は「鳥がいる風景」を撮れればいいの
で、スズメでもカルガモでもいいのですけど。

三番瀬はいろいろな貝が採れるのか、船橋駅や港の近く
の魚屋さんでは三番瀬で採れた貝や海苔を売っていたので、
たぶん子供の頃よく食べていました

miee

RE: 秋の渡り＠三番瀬
はじめまして。

私は三番瀬の近くに住まうものです。
歩いて行けるほどの近さです。

数年前までは、アサリやマテ貝を掘ったり、ハゼを釣ったりと楽しんだものです。

ところが原発の事故後は、下手したら日本一放射能に汚染されているかもしれない海域となってしまったそうで、とても残念でたまりません。

放射性物質は坂東太郎利根川から運ばれ集まってきます。
閉鎖的な湾奥は潮の流れも速くないので堆積してしまうのだそうです。

海草やゴカイや貝その他は汚染され、それらをエサとする生物たちにも循環し濃縮されていくようです。

釣りや貝掘りを子供たちと楽しむ家族連れの姿もまだまだ目にします。

何事も起こらず健康に過ごされることを祈るばかりですが。

tabidori

＞bunacoさん
こんばんは、はじめまして。

ニュースでも見かけましたが、先月までの潮干狩りにはかなりの人が訪れたようですね。大地震で"瀬"が流れたり崩壊して今年の春まで立入禁止の箇所もありましたが、今回訪れたら解除されていました。

放射能の測定はたぶん浜辺でやっているだけで、貝や魚の測定はやっていないでしょうね。生物に対してどのような影響が出るのかが分からないのが、自然界に存在しない物質の怖いところです。この日も釣りや貝採りの人が結構いました・・・

今は当たり前のようにある自然や残したい風景が明日もあるとは限らないので、自己満足的ですが写真に記録しています