新聞で「男はつらいよ お帰り寅さん」がクランクアップしたと知る。寅さんこと渥美清さんは亡くなったのに「お帰り寅さん」とは、どういうことですか、と思った。記事を読み進めると、寅さんは回想場面で出演ということで納得した。いくら科学が発達したといっても、現段階では死んだ人が生き返った例は無い。いったいどういう展開になるのか興味津々である。そんなことも有って、久しぶりに映画館に足を運んだ。
映画館は、イオンモール新潟南3Fにあり、車で20分位だが、初めて行く場所なので、駐車するまで緊張しっぱなし。とにかく駐車場への矢印を外さぬように進んで駐車。キョロキョロと案内標識に従って入場券売り場へ進む。入場券は、タッチパネル式の券売機で購入する。並んで待っているとすかさず若い女性が寄ってきて「どちらですか」と聞く。「秋葉区」と口に出かかったが、「寅さん」と答えると、そちらですと券売機を指し示した。そのくらい見りゃわかるだろう。余計なお世話だ、と思ったがサービス精神旺盛なのだ、と理解して指示通り進めて入場券ゲット。席について一息ついたら、直ぐに大画面。映像といえば、いつも写真とテレビを見るだけだから、桁違いの大画面。やっぱり映画は迫力が違う。
映画のストーリーは、今も健在の倍賞千恵子のさくらや満男。リリーさん等が絡んで高齢化問題などで展開する。過去の映像と現在。これがまた、違和感なく、スムーズに展開していくのだ。巧みな筋立てに感心しきりである。劇場が共感の雰囲気に包まれる一体感も感じることが出来た。面白そうな映画が来たら、また行ってみたいと思った一日である。
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