アンダータイツ・・・
なぜか口に出すと少なからず気恥ずかしい思いのする単語です。
「タイツ」・・・この単語だけでも40代中ほど以上の男性ならナニか淫靡な響きを持って聞こえてしまいかねない言葉なのに「アンダー」という想像力をけたたましく刺激する接頭語が付いてしまうからでしょうか。
しかし山道具屋さんとかスポーツ用品店などへ行くと「アンダータイツはどんなものがありますか?」などと平気で口に出せます。淫靡な事を想像する人など全くいないのです。
実際購入してみるとそんな事とは無関係どころか実にスポーティーでソフィティケートされたデザインである事は言うまでもないことです。
ではその効果はどうでしょうか?
多くのメーカーから多くの種類の商品が出ています。
ボクもいくつか購入して山行時身に着けています。
しかしボクは「この商品は大腿四頭筋にはナイスだがふくらはぎにはイマイチだなぁ」とか、「疲れが翌日には取れていて実にブラボーな商品だ」などという効果を実感した事がありません。
鈍感なのです。
敢えて言うと「膝などにしているテーピングがめくれなくて助かるなぁ」というくらいのものです。
もちろん着用感の良し悪しは判りますし商品によって明らかな差があると思います。
しかし当たり前ですが、それは効果ではないのです。
けっこう値が張ります。
なるべく同じような色、デザインの商品を買って複数所持している事が山の神に発覚しないようにしています。
洗濯をした後など目立たないような場所に干しています。
そういった地道な努力を必要とし、且つ高価な道具にもかかわらず効果が劇的ではない・・・考えてしまうのはボクだけでしょうか。
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