ボクはチャリンコ乗りです。
チャリンコ歴は20年くらいです。年齢を考えると若い時から乗っているとは言えません。
けっこうなんちゃってに近いチャリンコ乗りです。
しかし乗るときには当然ヘルメットにグローブは最低身につけます。気分が乗るとツール・ド・フランスばりのコスチューム（ロードレースのジャージ上下）で都内を疾走します。
最近チャリンコに対して世間様の目が厳しくなっています。
当然です。
ルール無視の危険なチャリが多いからです。
しかしちゃんとしたチャリダー（メットをきちんと被っている）より普通のママチャリなんかにそういったルール無視の方々が多い気がします。
警察の目も以前とは比べ物にならないほどキビシイものがあります。
しかしこれまたよく考えると妙なものです。
今まで警官の中には堂々と「自転車は歩道を走りなさい」などと大声で注意していた者もいたのです・・・まぁそれはいいとして、どうも日本の場合、物事が対処療法的なアクションになりがちだと思うのはボクだけでしょうか。
なにも急にあそこまで厳しくしなくてもと思うのであります。
こんなところで一人日本の警察組織に毒づいてもはじまらないので、まぁとにかく道路整備行政にブラボーなリーダーが現れチャリが走りやすい道路と法律を整備してくれることをひたすら祈るだけです。
ところでチャリやオートバイは「ライド」です。お馬さんも「ライド」です。
「ドライブ」ではないのです。
当然「ライディング」であり「ドライビング」ではないのです。
この事を考えた時、ぼくの心は熱くなります。
ライディング・・・なんという官能的な言葉なんでしょう。沸々と体の奥底から湧き出てくる野生の血を感じてしまうと言っても大げさではない気がします。
ドライビング・・・なにか無機的な印象を持ってしまいます。
因みにボクは以前ラリーというモータースポーツをやっていました。
そうです、あの四輪で砂利道をかっ飛んでいくやつです。
その時ボクは「ドライビングのポイントはさぁ・・・」などと平気で語っていました。
人は変われば変わるものなのです。
この先自分がまたどう変わるのか・・・我ながら楽しみです。
兎にも角にも二輪は面白い乗り物です。
確かに剥き出しですから危険度は高いものがあります。
しかし風と友達になれます。
山で吹かれるあの強い風とお友達になれるのです。
真冬に高速を120�舛覗�っていると八ツを思い出します。オートバイに乗っているとそんな風でも寒くなく、今度このヘルメットをかぶって登ろうかと思ってしまうくらいです。
そんな二輪をボクは愛しているのです。
サラストロさんこんにちは
江戸のポリスはそんなに厳しいのですか。
青森はようやく雪も融け、自転車自在の良い季節です。
町の自転車屋さんでよくトラブル相談するのですが、自転車店で働くおじさんはいつも見ていて清々しいですね。ちょっとした不具合を面倒がらずになおしてくれてお金もとらない。どうせ多くの人は自転車をホームセンターで買うのにです。でも、あんな職業を持って日々誰かの役に立って、油で汚れて日々働くプロの腕を持つというのは尊いことだなあと思います
。青森は雪で半年自転車に乗れないのに、凄く自転車店が多いです。でもみんな老人です。10年もしたらどこも無くなってしまいそうです。
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