ボクは猛烈な汗っかきです。
従って盛夏はいかに涼しく山に登るかがテーマとなります。
ザックの後ろにはネット状の通気を良くするアイテムをつけていますし、着るモノはもちろん吸湿速乾に優れたものを選んでいます。
流れ落ちる汗を吸い取るヘアーバンドにバンダナなどは日帰り山行でも3つ以上持っていきます。樹林帯対策としての団扇、扇子は必需品です。
しかしながら唯一と言っていいでしょう、暑さ対策が出来ない場所があります。
目です。目の周りです。
そすです、ボクはメガネ野郎なのです。
従って山行時もメガネをかけているのですが、そのせいで目の周囲の空気の対流が妨げられ暑いのです。
山では目から得る情報量とその重要性は絶大です。
健常者が山行中視覚の麻痺、もしくは低下に陥ると事態は深刻なのです。
たとえ小屋泊まりの山行でも、例えば味覚や嗅覚が麻痺しても「この小屋の食事はイマイチだなぁ」くらいで済みますが、視覚となるとその小屋にすら到着できない可能性があるのです。命に係るのです。
対策としてはコンタクトレンズという手段があります。しかし山でコンタクトを使用する勇気がボクにはないのです。
コンタクトは何かあった場合(ゴミ等が入った時)外して洗う、使い捨てなら予備のレンズに換えるという事になります。いずれにしても指でコンタクトをつまみます。しかし山では指を常に清潔に保っているという事が難しいのです。目ん玉に指を入れるコンタクトはその点でボクを躊躇させるのです。
メガネの形状にも注目しました。
現時点では注目しただけに止まっています。「山の神に発覚せずに形状の違うメガネをかけるのは至難である」というのがその理由です。
今年もまた暑い暑い夏がやってきます。
目元の涼しい男を目指して山に登りたいと思うのです。
汗かきオヤジで終わりたくはないのです。
因みに冬場は曇り止めを忘れると常時ホワイトアウト状態です。
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