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小学生のころから良くそのお宅の前を通っていて、随分木に覆われた大きい木造の家だなとは思っていた。
ドラマの放送に合わせて自宅公開していたので何度か遊びに行き、西堀氏の御子息にあたられる方がとても気さくな方で、いろんな話をしてくれて楽しかった。
南極に行く夢のために冬山ばかりに登り、今のように冬山装備など売ってないので、ジャケットに綿をつめてみたり、登山靴にもいろいろ工夫をしたそう。試作品を作ってそれをメーカーに持って行き、作ってもらったものもあるとか。会話に聞いたこともないような用語がいろいろ出てくるので、随分聞き逃した話もある。
大変だったんだなあと思うのは今の時代の私が思うことで、御子息いわく、何もない時代だったからこそ楽しかった、とてもいい時代だったと。何もないところから工夫して、試行錯誤して、冬山装備を造り出す過程が素晴らしかったと。
そんなこと考えた事もなかった私は、つい、「アルファ米は簡単でおいしい」と言ってしまったが(笑)、最近は、焚火の仕方とか、実際に山でやらないとしても、ご飯ぐらいお米から焚いてみたいなあと思うことがある。
最近はザックに簡単にストックを取り外しできるよう工夫したり、冬ならではの鼻水対策に手袋をバックにとめる金具を100円ショップで買ってきて、肩ひもにぶら下げてハンカチを取り出しやすくしてみたり、地図をどうやって持ったら見たい時にサッと見れるのかなどを考えている。地図にいたってはまだ試行錯誤中だが、雨で山に行けなくてイジケそうな時でも、にやにやしながら楽しく過してる(笑)
西堀邸は、二階はB&Bになっているので、よく山関係の人が来ては遅くまで山の話とお酒で盛り上がり泊って行くらしい。暖炉のある広い居間もParty用としても貸してくれるとか。いくらだったかな。
都内の町中にしてはうっそうとした木に覆われ緑が多いので、居間から窓の外を眺めていると、八ヶ岳にいる気分になる。夏も涼しくクーラーはいらないんだとか。お邪魔すると5時間くらいあっというまに過ぎてしまう。
また山友連れて行くかな。
写真左:玄関
写真中央:暖炉のあるリビング(カーテン裏に隠しバー(笑)。手作り。)
写真右:応接間(山計画を練ったりする。プロジェクター等もある。)
※許可をいただいたのでちょっとだけ…
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