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※今朝の記事では、登山道に仮眠しようと100人滞在していたとあった。
正直言って、何を考えているのやら、、、富士山の八合目あたりといえば、気温が一桁台になることも多く、雨や風が強ければ、命の保証もないというのに、どの程度の知識を持った登山者なのか。しかも、スニーカーなど軽装での登山らしい。不謹慎だが、まだ、野宿を行った登山者が死亡したというニュースは聞いていないので、そうなる前に、対策を打つべきであろう。
また、救助活動が頻繁に発生しているが、その費用がどうなっているのかも報道して欲しいものだ。基本、警察と消防は無料だがそれで良いのだろうか。それと、診療所もあり医療費も同様にどうなっているのか知りたい。特に、来日外国人の場合は、徴収が難しいと思われるのだがどうだろう。
この記事を書いている途中で、登山家の野口健氏が、マナーが悪化する富士登山について、環境省のレンジャー(自然保護官)に逮捕特権を持たせるべきと持論を唱えていたがその通りだと思いました。
※今回は、関連する記事が多いのでふたつだけ掲載
参考記事1
https://news.yahoo.co.jp/articles/251c0c850212ea7acf3c7083490a0e5c45b19305
参考記事2
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d5099c62b37026b3f811f1cc9077e20dd6a28b3
陽射しを遮る物の無い富士山の登山道で日射病を防ぐと言う意味があるのですけど、夜中に登り始めると睡眠不足で眠くなります。
そうすると8合目や9合目あたりで仮眠する人も多くて、登山道脇で寝ている人を多く見かけたものです。
野宿の話は、これを指しているのではないかと思いますが、何の問題があるのでしょうか?
気温が一桁台になろうとも、それなりの防寒をしていれば大丈夫だし、寒くなれば目が覚めます。
それに、雨や風が強ければ寝ようという気はおこらないでしょう。
登山の形態として、1日では無理な行程をこなすためにビバーク(フォーカスト・ビバーク)すると言うのがありますが、この範疇だと思います。
また「スニーカーなど軽装」、富士山だと荷物も軽いし登山靴で無ければ駄目という事もないと思います。
野宿の話や弾丸登山と言うのは、山小屋組合か観光組合の自身の利益誘導の為の世論操作に他ならず、マスコミや素人登山者がそれに感化されている気がしてなりません。
おっしゃられていることの半分はわかります。しかし、昔とはいつのことでしょうか?
20年ぐらい前までは、弾丸登山といっても、山岳部やワンゲル部出身で、知識や技術を持ち、経験が豊富な方が登っていたのではないでしょうか。
最近の記事や写真をご覧になったでしょうか?今、問題となっている弾丸登山者は、登山道をふさぐ形で仮眠をする、プレハブ小屋の下で火器を使用する、半袖・短パンにサンダルといった軽装、というかたちで登山を行っています。そのほとんどの方が登山経験がない、もしくは、初心者と思われます。このような状況に対して問題だと思いませんか?
山小屋組合のことも書かれていましたが、遭難者あるいは体調不良者がでれば、一次的には山小屋スタッフが対応し、その後、山岳救助隊に引き継がれる状況になるのではないでしょうか?
guchi999さんは、登山歴が長いベテランのかたで問題がないといわれますが、私は、今の状況は非常に問題だと思っております。
>昔とはいつのことでしょうか?
夜間の登山開始が推奨されていたのは確かに大昔ではありますが、特に知識や経験が豊富な人向けという訳ではなく、一般的なガイドブックや登山案内のようなものでした、それが現在はネットに変わっているだけで状況に大差があるわけでは無いと思います。
>最近の記事や写真をご覧になったでしょうか?
最近の記事や写真は何度かネットニュース等で見ており、色々と芳しくない行動をする人が増えているのも認識していますが、訪れる人が多くなれば、おかしな行動をする人も増えるのは当然です。
それが問題であると言うならば、根本の原因は人々が来るような宣伝をした事でしょうね。
>半袖・短パンにサンダルといった軽装
そういう格好で登られている方でもザックの中に防寒着等を持っているかも知れません。また何も持たずともトレランのように充分に対応できる人なのかも知れません。
経験が無い、もしくは物事を知らない初心者であるならば、その人が身をもって学ぶ事になるだけです。それらの人を救護する必要がでて負担が増えると言うのなら、その負担はやはり人々が来るようなPRした人たちか当事者が負うべきでしょう。
たとえ、救護で済む話ではなく、生死にかかわる問題になっても同じです。
何故なら、登山とは、普段生活してる以上にリスクのある場所に、自らの意志で好んで出かける行為だからです。
そのためリスクを多少なりとも減らすように知識や技術を積み重ね、トレーニングして自分が行きたいと思う山に登る、それが登山という”遊び”で、富士山といえどもそれは同じでしょう。
遭難者に対する山小屋スタッフの対応、これは大変有難いことです。しかしながら、山小屋の営業認可にあたって登山者に対するトイレの提供、登山道等の施設の補修、登山者の安全確保等という役割が課せられています。
だから感謝する必要は無いとは言いませんが、それは山小屋の任務でもあるのです。
山小屋の役割は有難い事ではありますが、私は、無くすべきであるとは言いませんが基本的に営業小屋は不要で、国なり自治体なりが負担する避難小屋があれば充分だと思ってます。
昨日もTVのニュース番組で「富士山登山の困り者たち」が報道されていました。
休憩所の床下(侵入禁止場所)に潜り込んでガスコンロを使っているパーティが写っていました。
「危険ですね、外国人のようです・・・」というコメントでした。
何やってんでしょうね。
こんなの放送するから、「あそこで休めるんじゃん」って全国にお知らせしてしまう。
『通り抜け禁止 で通り抜けが知れ』ってヤツです。
カメラ回すんじゃなくて、「そんな所で何やってんだー!!」って怒鳴ってもいい場面と思います。
少し脇道に逸れて恐縮ですが、
昨今のオーバーユースやら非常識登山・無防備登山やらを考えると、
そろそろ世界遺産登録の辞退を考えてもいいんじゃないですかね。
一方で集客にユネスコを利用しながら、一方ではguchiさんの言われるような側面ありそうですね。
コメントありがとうございます。
個人的には、世界遺産登録の辞退ではなく、入山料(高額)の強制徴収だと思います。
協力金を任意で集めてその使い道がいい加減だったのに入山料を強制的に徴収したら入山者に何かを担保しなくてはなりません。入山料を払ったんだから安全を担保しろという話になるのではないでしょうか。更に貧富の差が拡大している現状を鑑み、貧乏人は富士山登山を諦めろという話にもなりかねないです。世界遺産でPRした人たちと麓からもそれとわかる美し富士山の大きな瑕でしかないブルドーザー道を既得権として使い続ける強力組合と山小屋が対応すればいいのではないでしょうか。此処のところの報道は明らかに偏向しています。
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