及川輝樹・山田久美著「日本の火山に登る 火山学者が教えるおもしろさ」(2020年、ヤマケイ新書)が面白い。
御嶽山の事故で、火山は避けていたが、実は火山と知らずに登っている山があった。
私はやってないが百名山のうち火山は51座と過半数。日本は火山国で火山を避けては登山の楽しみが半減するという。
また、噴火に遭遇する確率は160年に1回で(p92から)、交通事故や山岳遭難のほうがはるかに発生確率が高いと、、。
また温泉だけでなく、火山が作り出す地形、地質がもたらす自然の観察も、知識があれば楽しくなるから、火山を知り、直近情報集め、リスク評価したうえで、火山を楽しもうというのが、この本の趣旨。
まだ途中だが、とても興味深い。
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