煙型雪崩は、雪煙り層と流れ層という2層構造。
・雪煙り層
高さ:100mに達する。
密度:1kg/m3(空気と同じ)〜10kg/m3(空気の10倍)。
よって、風圧は暴風時より一桁大きく、破壊力が凄まじい。
雪崩の速度が30m/s程度の場合、雪煙り層でも台風を遙かにしのぐ大きな被害を及ぼす。密度がこれより10〜100倍大きい流れ層の衝突被害は更に甚大。
・流れ層
流動化した雪と多数の雪塊から構成。
厚さ1〜5m。
デブリは直径が10〜100cm。
デブリの位置によらず、ほぼ一様な粒径分布を示す。
平均密度は100〜300kg/m3(水は1000kg/m3)
※あくまでも個人的な備忘録です。
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