以下、感想はサロモンのスピードクロス5GTXとの比較となります。
今日、近場の霊仙山でモンベルトレランシューズで下山時のみ少し走ってみましたが、やはり急登の下りをガシガシ走るには少し強度不足という結論に至りました。
下りで足裏で少し踏ん張るような箇所では、ヒールカップが少し横ずれしますので、注意深く小股で下って行く必要がありました。土踏まずに少し力を入れる必要があるようにも感じました。
また、アウトソールの凸凹パターンが少し密なことから、スピードクロスよりも泥が詰まりやすいです。少し走れば落ちますが、スピードクロスですと泥詰まり自体がありません。
濡れた岩や木では、やはり抜群のグリップ力で驚異的でしたが、意外にも急登の湿った土の登坂でも結構なグリップ力を発揮しました。
緩やかなアップダウンや登りではアッパーや靴底の柔らかさが負担を軽減してくれますが、急登の下りで強い力でブレーキをかけながら駆け下るというような場面では、ちょっと物足りないという感じでした。
トレラン入門者や安全重視の方にはとても良いと思いますが、タイムトライアルをするような人には向かないように感じました。
写真は中央が上からのシューズ、右が泥詰まりの状況、左が少し走って泥が落ちた状況です。靴底が柔らかく、靴底が曲がるので、泥団子になる前に泥は落ち、グリップしなかったり歩きにくいというようなことはありませんでした。
以上です。
2023/8/20追記
この日記を書いた時には、勉強不足でよくわからなかったが、この靴、ドロップが少なく、靴底が薄く、地面の感触が良くわかる。そういった素足感覚の靴だと、自然に足に優しい歩き方が身につき、しかも足底筋やヒラメ筋が強化され、結果的に故障し難い歩き方がみにつき、筋肉が強化される。モンベルがそこまで考えて開発したのかどうかは不明だが、結果的にはそういった靴になっているような気がする。
2023/7/23に半月板損傷が発覚してから勉強した際、このようなことに気が付いた。
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