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積雪期スピードハイク阻害要因と解決策
荷物が無雪期よりも重い→軽量化の検討
積雪による移動速度低下→新たなスノーギアの導入
1. 靴
スピードアップに最も貢献。
3シーズントレッキングシューズ（約1.4ｋｇ）、厳冬期靴（約2kg）からスノートレランシューズ（0.7〜1.0kg）への移行
�．汽蹈皀鵝．好痢璽�ロス 片足360ｇ 現在使用。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2258147.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2800125.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2811320.html
条件、備考
靴底軟らかいため、アイゼンはチェーンアイゼンのCAMPアイスマスターまで。12本は不可。
前爪なく、爪長も1.5cm位と短いため、厳しい登坂は不可。通常の簡易アイゼン（モンベルのスノースパイク10位）の機能はある。
PETZL レオパードFLはシャンクが柔らかすぎて装着不可。
-10℃、中厚手靴下で足首までの積雪なら問題なし。
-5℃、中厚手靴下で腿までの積雪でも問題無し。
スノーシューは、ノースイーグル スノーシューＮＥ1035（MSRアッセント程度の登坂力あり。両足2.4kg）も可能。ただし、スノークロスだと25.5cm以上の大きさ必要。アッパー軟らかいため、バンドが少し痛いが許容内。
他のスノーシューでも可能か？
ワカンは装着問題なし。実証済み。
�▲汽蹈皀�S/LAB X-ALP カーボン 片足500ｇ
https://ameblo.jp/beecle/entry-12232250348.html
条件、備考
カーボンシャンクで靴底が硬いのでアイゼンは10本まで履ける
PETZL VASAK FL スチール 両足875ｇ
GRIVEL AIR TECH LITE ステン？ 両足620ｇ
またはAIR TECH LITE ワイド ステン？ ジョイントプレートを『フレックスメタルプレート』に要交換。
グリベル G10・ニュークラシック スチール 両足820ｇ。ジョイントはデフォルトでフレックスメタルプレート。
PETZL レオパードFL アルミ センターバーがヒモ（ダイニーマ） 両足390ｇ
PETZL イルビスハイブリッド 前部がスチール、後部がアルミ センターバーがヒモ（ダイニーマ） 両コバ、後ろのみコバもあり。 両足540ｇ
-10℃、スノーシューも問題ないだろう。
アルミでも、それなりに効く。使える。岩場はすぐに摩耗するので注意。
��モンベル タイオガブーツ 片足 ミッドカット。片足 563ｇ
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1129470
スノートレラン靴ではないが、軽いので検討余地あり？
条件、備考
アイゼンはモンベル LXT-10 クロムモリブデン鋼。バンド式。爪2.5cm 両足770ｇ
タイオガブーツは、モンベルの12本爪アイゼンがギリギリ問題なく履ける靴底の硬さあり。お嫁様（そう呼べと命令されている）で検証済み。ショップスタッフからはもう少し硬い靴底のものを勧められるが、大丈夫。
靴のアッパーの耐寒が不明。-8℃までは検証済みで、靴下を厚め変更で問題なし。
上記� ↓△茲蟒鼎ぁＩ當未猟禹垣禹柿�備となり、検討の意味があまりない？
2. ザック
スノーシュー、アイゼン、ピッケルまたはウィペットの収納必須。
ザック重量1.5kg程度に抑えたい。
容量、スノーシューの装着を考慮すると、日帰りでも40L程度のサイズ、ザック長は必要。スキー積載への汎用性も考慮。
�．�ルトボックス トラバース 40L 1.4ｋg スキー板積載も考慮すると、使い勝手のバランス良い？
スノーシュー取り付けにはバンドなど追加。
�▲哀薀淵ぅ肇�ア クラウン３８ 1.0kg
現在使用。スノーシュー積載しても問題無し。スキー板積載しないなら最軽量。中身取り出し、防水は×。
��モンベル ランドナーパック40L 1.4kg バランス良さそう。構造も良く考えられていて軽い。スキー板、スノーシューも両方積載できそう。全身モンベラー化の進行に耐えられるか？
モンベル、安かろう良かろうの誇るべきジャパンブランド・・・。
�ぅ后璽蝓爾旅�ベルト全体がポケットで子供がおんぶしているようなザックがあったが、廃盤。素晴らしい背負い心地だった。
�イ修梁哨屮薀鵐鼻▲競奪�未検討。良いもの、あるのか？
3. スノーシュー
登坂力、ヒールリフター必須。
ビンディングが平らになり、嵩張らないこと。
登坂力、浮力はスピードに寄与するので、ある程度の重さは許容。
�．痢璽好ぁ璽哀襦．好痢璽轡紂治裡�1035 2.4kg 現在使用。安いが重い。
フレーム金属のため思いっきりけり込み可能。ビンディング改造でさらなる軽量化が可能か？
��MSR アッセント 1.8kg 高いが軽い。フレーム金属でけり込み可能？
価格が高すぎ。メーカーとして悪。
��doppelganger 2WAY エクストラスノーシュー SW-27 1.8kg 安い。
グリップ？フレームプラのためけり込み不可？
�ぅ▲肇薀后．悒螢Ε�BC26 1.5kg 軽く値段も許容内。https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1831936
フレームプラのためけり込み不可？
※1.急登、氷化がないコースなら、振り切って考えてランニングスノーシューが最適解かも。軽い、速い、楽しい、スノーシュースキーができる。
※２.ワカンの登坂力は上記スノーシューと比べると劣る。浮力は検討外で結果的にスピードは出ない。構造上、ふくらはぎの筋肉を酷使するため、長距離は疲労大。スノーシューは体幹で引きずって進める。ヒールリフターもある。実際は圧倒的に楽。
4. ピッケル
�．轡隋璽肇團奪吋襦〃擇い里如�割り切って使用するにはＯＫ？
トラバースの危険度アップ
2020年の5月下旬残雪期、燕岳、蝶ヶ岳縦走時にトレランシューズとショートピッケル（確かダブル）でトレランしている白人2名、日本人1名と遭遇。ショートピッケル日帰りとのことだったが、自分的にリスク許容外。
��BD ウィペット 2本で約1kg。2本で3万と高すぎ。
だが最適解？
常時手中にあり、転倒時に自動で雪面に刺さるため、滑落防止の貢献度大。
持った感じは、バランスが良く、実際の重さは感じない。
アルミは3ジョイントで短く、短く畳めばピッケル的にも使える。
トラバースでは、ダガーポジションでも利用しやすい。
ラッセル道具としても汎用性高い。
命の重さと家族の理解、天秤か？（己が命の価値、家族の評価は・・・？）
5. トレッキングポール
スノーバスケット 直径10cm→12cmへ変更。
新雪時、効果絶大？
6. 服
安全面から、-5℃以下や強風下ではハードシェル必須。上下で1kg。
-5℃以上、弱風下ならレインウェアでも可。上下で0.5kg。
ただし、汗冷え回避の観点から、ピットビットなどベンチレーション必須。
軽さ重視でベンチレーション装備けちるより、体温調整できる方が安全、快適で、レイアリング回数も減り時間短縮。ゴアでベンチ無しより非ゴアでベンチ有りが圧倒的に良い。
ミレー ドライナメッシュシャツ必須。体温調整、汗冷対策でき、レイアリング回数減り時間短縮。
7. バックカントリースキーへの移行
抜本的改革としては、必須。
重量増だが、スピードアップ、長距離化に劇的貢献。
ただし、リスクが劇的にアップ。一定条件がそろわない限り、ソロは不可と考える。
ハマってしまったときに、理性が飛ぶかも。危険だ・・・。
＜積雪期 日帰りスノーハイク実績＞
�� スノークロス、ハードシェル上下（強風下でなければレインウェア）、スノーシュー、CAMPアイスマスター、グラナイトギアクラウン３８で10ｋｇ
ハードシェル→レインウェアなら-0.5kg。
リスク回避の観点から、これ以上の軽量化は困難。
基本的に冬季鈴鹿や低山はこれでＯＫ。
夏用のロングゲーター装着で防水効果がアップ。冬用ゲーターは不要。
氷化では不可。12本必要。
-10℃以下は未知。足サイズ25.5では小さく20km以上で足の先端が痛い。通常使用より0.5cm大きくすべきだった。
�� 3シーズントレッキングシューズ（ノースフェイス VOLT）、ハードシェル上下、スノーシュー、モンベルLXT-12アイゼン （旧版。バンド式。両足825g。10本爪クロムモリブデン鋼 爪2.5cm）、チェーンアイゼン、グラナイトギアクラウン３８で11.5ｋｇ。
基本的に厳冬期高山でなければ、これでＯＫ。
氷化、-10℃、強風、ラッセルでもＯＫ。-10℃以下は未知だが、多分、−12℃位でも靴下変更で大丈夫だろう。ただし、靴の先端が狭いので20km以上になると足の指先が痛くなる。
�� 厳冬期靴（モンベル 旧アルパイン3000 片足1.0ｋｇ）、ハードシェル上下、スノーシュー、モンベルLXF-12（旧版。両足870ｇ。12本爪アイゼンの両コバ、ナロー版。前コバはナローでないと靴に合わない。店員でさえ知らないことが多い）、チェーンアイゼン、グラナイトギアクラウン３８で12ｋｇ。
氷化、-15℃以下、強風、ラッセルでもＯＫ。
靴のラストがあっているので、20km以上でも足痛くならず。ハイカットだが、実際は長めのミドルカット。足の可動域が確保できるので、厳冬期用の靴としては各段に歩きやすい。新型はもっと良いのだろう。
上記重量外装備について
ピッケル0.7kg。
シナノトレランポール、2本で0.7kg。スノーバスケット装着可能。
BDウィペットは、2本で1kg
ヘルメット（トランゴ コメット２）は0.3kg。ゴーグル付き。強風対策、視界確保、偏光グラス脱着の手間を考えると、こちらの方が快適、楽早、安全か？
地獄ゴーグルは今後の検討。
モンベルクランポンケース（上記の重量内）は便利だが100gと重い。工夫して省略、軽量化を検討。２Lペットボトル加工？
※絶対条件
軽量化、スピードハイク→雪山では、一定条件が重なった時、安全度が極端に低下。
一定条件の合致は、知らぬ間に、そして突如訪れる。
よって、常に周囲の変化を詳細に観察し、未来の変化を予測する。
当日の装備と限界をあらかじめ把握し、リスクの閾値を超えない。
リスクの閾値を把握するまで、1歩引いた対応を厳守。
目に見えないライン、閾値を超えると、あっけなく死ぬ。
閾値は見えない奈落、断崖絶壁！！肝に銘じる。
以上
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