モンベル カジタックスアイゼン LXT12 新旧比較

登山を始めてからお世話になっているカジタックスアイゼン、LXT12(旧型)が4年目にして爪が削れて使用に不安を覚えたため、今回、新型を購入した。
新旧比較すると、いくつか構造が異なっていたため情報として掲載します。

写真は、両方ともS/Mサイズです。
新型の方が、収納サイズが小さいです。
かかと側の後ろパーツが小型化している。特にかかと部が小さくなっている。
念のためいつも使用しているトレッキングシューズに合わせてみたが、かかとが小さくなっているものの、問題なく装着できた。
まあ、新型はスノープレートの構造が雪だんごになりにくい形状となっている。
前部パーツの横刺しの金属がなくなっている。
前後のパーツを接続する金属部分も改善されており、靴とスノープレートの間に収納される形式へ改善されていて、雪玉が付きにくくなっている。
旧型は、地面に接する側に破損し易い薄い金属パーツがあるが、新型はそのようなパーツはなく、裏側のパーツ露出も最小限となっており、破損しにくい構造となっている。
一番後ろの刃の角度も改善されており、前後に滑りにくいようになっている。
機能的に一番の違いは、前から2番目の爪。
明らかに前側への傾斜が強くなり、登坂向けとなっている。

重さは計測していないが、わずかに旧型より重いかも（旧型は削れている分、軽いのかもしれないが）。
つまり、ほぼ同じ重さ。

命を預けるアイテムだけに、愛着もわくアイゼン。
旧型は捨てずに記念として保管し、新型にも変わらぬ愛着をもって携帯していこうと思います。

コメント

mountriver

初めまして！
そうなんですよ、現代風に色々と改善されてます。
今年、アイゼンを買い替える時に、モンベルの店員さんにカジタックスはドウなんですか？と相談したら、“自分もカジタックス使ってます。日本の梶田さんと言う人が作っていて、こう言う会社は大事にしないと、、と、当時社長の辰野さんがモンベルでも扱う事にしたそうです。実際に工場も見学して来て製作過程も見てきたので自信を持ってオススメします！“と言う事でした。
大事に使わせて頂きましょう！

グリーン☕⛷

Re: 無題
kinoさん、初めまして。
実はカジタックス、私が今住んでいる市から生まれた会社とのことで、当初から愛着もって使っていました。
色もデザインも好きですし、何よりも軽い！！価格もお手軽（旧型は1万以下で購入）。
今回、念のため他のメーカーも検討しましたが、ほとんど悩むこともなく、やはりカジタックスになりました。
アイゼンは十分な強度があり、刃が多少曲がったとしても、欠けたり折れたりすることはなく、構造がシンプル、価格も高くなく岩場でもなんでも惜しみなく使えること。これが大事だとおもいます。
そして、刃が丸まったら、自分でサンダーや金ヤスリで研ぐことができることも大事。
今後も、ブラック企業並みに酷使するでしょうが、それ以上に大事に使っていきたいとおもいます。
ちなみに、自宅にはコバ付きや妻の分も含めて、現在カジタックスが4個あります。
どれもとても活躍しています。

mountriver

greenriverさん、
カジッタクス、良いですよね〜。
自分は前後ワンタッチのLXF-12を買いました。
ついでに、アイゼン装着のママ付けられるカジタックススノーシューかワカンが欲しくて、どっちにしようか？と、迷ってる間に5月になってしまいました。
山に行くと圧倒的に“黄色”が多いですが、国産の赤で頑張りましょう！

グリーン☕⛷

Re: 無題
私もLXFの旧型をかいましたが、アルパイン3000の旧型には前コバが合わなかったので、ナローに交換してもらいました。何故かマッチするのがナローなんですが、店員さんも知らないようでした。
それと、最近、アイゼン はいたまま装着できるアッセントレベルの登坂力ある軽いスノーシューがあったら良いのになあ、と思っています。斜面でスノーシューからアイゼンに履き替えるときアイゼン履いたままなら滑らず安全ですから。スノーシューの爪をアイゼンで代用できれば解決なんですけどね。
お互いカジタックスで楽しみましょう