![]() |
66Sネット上での商品説明。一部追加補足。
GPSMAP64sとの比較
・画面が大きく精細になり、情報量2.5倍
・軌跡だけを記録するモードで、連続170時間使用可能
・1つのトラック(GPXファイル)に対して、軌跡構成ポイント数2万ポイント(64sは1万)まで対応。1万ポイントは、自分の経験上、大体100km。それ以上となる場合は、分割しないといけない。記録し続けたことがあるが、ファイルとしては保存されるが、端末画面では1万ポイント以上は表示されなかったり、全て表示されなくなった。保存時に、BaceCampで2つのファイルに分割することで正常に表示された。
・衛星写真をダウンロードして背景として使用可能
・Bluetooth接続でスマホへの通知を表示可能
・サイズや重さはほぼ同一
・GPSの精度は同一
・通常モードのバッテリーの持ちは変わらず。
以下感想など。
ロックピットから購入。ロックピットが日本語仕様に書き換えたため6.8万ほどで購入。通常は66SJP(日本語版)となるため、8万位はするはず。今はロックピットでは販売していない。
画面情報が64Sの2.5倍とあるが、画面が2.5倍の広さではなく、画素数や線の滑らかさ、地図内の文字などの情報量などが2.5倍に詳しくなっているということらしい。確かに画面はかなり見やすくなっており、画面自体も少し広くなっている。重さは64Sとほぼ同じだが、かさは増えているため、少し嵩張る。ネット上説明では、精度は64Sと同一とあるが、自分が検証した結果では、66Sの方が精度良い結果となった。
使い捨てのリチウム電池で最大約30時間、充電式のニッケル水素電池のエネループプロで最大約20時間稼働する。電池ボックスを開けた裏側に3mm程度の四角いボタンがあるが、これを紙などで挟んでエネループプロを入れて常に押した状態にして、充電ケーブルで充することも可能。これは64Sも同様。ただし、充電にかなり時間がかかるのと、メーカー非推奨のため自己責任。充電時に端末が多少熱を持つので、あまり良くないかもしれない。また、電池ボックスの隙間に適切な大きさ、厚さで挟みこまないと、本体と電池の蓋にわずかな隙間が空いて、そこから本体に冷気や粉雪が入り込む可能性あり。予備電池がない場合、モバイルバッテリーから充電するなどの非常時の対策として考えた方が良い。
66Sのトラック記録は、GPXファイル(通常のGPS端末用の保存形式)とFITファイル(スマートウォッチなどの保存形式)の両方保存かFITファイルまで保存の2つを選択できるが、GPXファイルのみ保存はない。
FIT形式も保存されるようになったのは、スマートウォッチなど腕時計型のGPSが主流になりつつあるため。なお、たまったFITファイル削除には、PCにつないで直接端末内のActivitiesフォルダ内のFITファイルを削除するか(BaceCampのソフト起動からは削除できない)、端末操作で、設定→軌跡→FITデータ からデータを削除するしかない。
FITファイルはBaceCampに取り込んでGPXファイルに変換できる。
64SはGPXファイルのみ記録。
本来は★5つとしたいところだが、自分が所有している2台の端末は結構な頻度で様々な誤作動を起こしたため、作動自体を信用できないことから★3つとした。ただし、自分の所有する端末(以前使用していた64Sも)のみが特別に異常作動が多いようだ(ロックピット聞き取りより)。原因不明だが、どうもPCのセキュリティソフトが本体内部までスキャンしてしまうことから、このような現象が発生している可能性が高そうだ(ロックピットからの聞き取りより)。
対策としては、出荷時点の状態であるマスターリセットが唯一の方法である。
以下、その方法。
・マスターリセット
1.電源を切った状態から、切替と決定の2つのボタンを押したまま電源を入れる。
このとき、電源ボタンはすぐ離すが2つのボタンは押したままにして待つ。
2.初期化のメッセージが表示されたら2つのボタンを離し、「Erase」を選択する。
3.デバイスが再起動され、言語選択画面が出るので「Japanese」を選択する。
4.「Yes」または「はい」を選択する。
5.見晴らしのいい場所で、「?」マークの点滅が消えるまで待つ。
6.説明書末尾の「よくある質問/初期化したが・・・」を参考に、必要な設定を
変更する。
電源を切ったときにクリアされるメモリだけでなく、ユーザーが直接見ることができない部分のメモリもクリアする。
普段は電源オフ時も保存されているGPSの軌道データなどもリセットしてしまうため、再起動後は通常より測位に時間がかかる。
また、本体内に保存されているGPXデータなどはすべて削除されるため、事前にGPXファイルのバックアップが必要。
以上
「電池ボックスを開けた裏側に3mm程度の四角いボタンがあるが、これを紙などで挟んでエネループプロを入れて常に押した状態にして、充電ケーブルで充することも可能。」
これ、やめたほうが良いです。
昨年この方法を見つけてやってましたが、スイッチを押さえる物が、本体電池蓋をも押してしまい本体と蓋の間に隙間が出来て、山行時に外気で冷えた電池室に水気を引き込んで仕舞いました。
お気を付け下さい。
情報ありがとうございます。そうなんですね。本体内部が錆びて壊れてしまいますね。日記に反映しました。
大変助かりました。
自分は少しの期間、この方法で充電してましたが、充電で熱を持つのと時間がかかるのでやめました。
充電器がない時の室内など、非行動時にポータブルバッテリーなどから充電する時の非常手段として考えた方が良さそうですね。
昨晩の書き込みはスマホからでした、今見たら言葉足らずでしたので、少し捕捉します。
本体にUSBケーブルを繋いで充電出来るようにするのは、ガーミン純正の電池パックの形からヒントを貰って行いました。
最初は少し厚めの紙で作りましたが、明らかに裏ブタが閉まりにくくなり、変形が確認できたので、次は缶ビールなんかのアルミ缶を切って大きさを合わせました。
これなら薄くて強度も充分です。実際にはこれで湿気は内部に進入しませんでしたが、電池の脱着の際にアルミ板の位置がずれやすく、確認不足で裏ブタを閉めてしまう可能性が高いので、本体充電する方法は辞めたと言うのが現状です。
このコロナ禍のせいなのかは分かりませんが、ガーミン製品の入手が難しく成って居ます。
私はgpsmap66sとetrex30xを使っていますが、近い将来2つともが寿命を迎えるとすると、後継の物を探す必要が有ると考えています。
スマートフォンがGPS機能を持って居るため、GPS専用機のガーミンなどは販売数を大きく減らしている事が容易に考えられます。
米国の軍隊向けには作られるでしょうが、それをそのまま一般に転用販売とは成らないでしょうし、販売数の減少=価格の上昇と成れば余計に売れなくなり、一般消費者には悪循環に陥ります。
私は、極低温に強いスマホをガーミンの代わりに使えないかと、今シーズンは京セラのトルクで実験しようと思って居ます。
ガーミンと同等の環境強度が有り、グローブを外さなくても操作出来れば、内臓のCPUの基本性能はスマホの勝ちでは無いかと?
では
山に忙しくご返答遅れました。申し訳ありませんm(__)m。
適度な厚さのものを適切に入れないと、蓋がきちんと閉じないので、冷気、湿気が入り込む可能性が高いということですね。日記に反映しておきます。
ありがとうございます。この点について、私も同感です。特に粉雪の状況では、ファスナー位のごく小さな隙間からも雪が入り込むようなので要注意ですね。
ちなみにアルミだと通電とかしないでしょうか。湿気が入ったら錆も出てくるかもしれませんし。
ガーミンの入手は確かに厳しくなってきてますね。頼りにしていたロックピットさんも、もう在庫なしで販売をやめていて、今後も販売しないとか。そうなると代替機は必要ですね。トルク、確認してみました。
低温動作/低温保管)
動作環境:-21℃で連続3時間、
保管環境:-30℃で連続4時間の低温耐久試験、
Temperature Shock(温度衝撃)-21〜50℃の急激な温度変化で連続3時間の温度耐久試験
通常の雪山ならば問題ないと思いますが、動作環境の継続時間がちょっと気になりますね。これに吹雪や風が当たり、凍り付くような状況だとどうなるのか・・・。CPU自体はスマホの方が間違いなく勝ちなので、今後、ボタン式のスマホとか出ませんかね・・・。いや、出ないでしょうね・・・・(笑)。なんとかなりませんかね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する