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入院が10/11。入院までの日々は今ではもう遠い過去になりつつありますが、坐骨神経痛の症状は毎日徐々に進行するのがわかりました。なので先月手術先病院での最初の診察で手術の決断したことはタイミングとしてはベストだったと思っています。3週ほど猶予をとったことで仕事の方も後輩や所属組織への引き継ぎもできたし、なによりもこれ以上遅らせるといろんな意味でキツくなってたと思います。
手術は成功ですね。坐骨神経痛も間欠性跛行も完全に解消されました。手術はL5-S1をチタン合金のボルトで固定し、またL5-S1間にチタンブロックをいれて間隔を広げるもの。L5-S1間には2-3ヶ月後以降に上下と固く結合されることを期待して分離していた腰椎部分を移植しています。なお、術後にコルセットはしていません。コルセットが不要となるような手術法だったようです。これは復帰に対してはかなりのアドバンテージだと思います。
また固定術に関しては他の部分への負荷が増えるため椎間板ヘルニアが発生しやすくなるという話もあるのですが、先生に聞いてみたところこういう見解でした。
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腰椎固定術からの再発率は15%
再発=ヘルニアだけど、必ずしも1箇所固定することで他の部分の負荷が増えるからとは限らず。元々ヘルニアになりやすい体質だから再発するケースが多いんじゃないかと(裏付けデータない推測)。
だったら分離すべり症からの固定だと再発率低い?かも。
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下記、退院までの経緯です。とにかく術後の痛みが大変でしたが、経過自体は予定通りだったようです。これからのリハビリ、慎重にすすめていきたいと思います。
10/7 事前PCR検査。レントゲン撮影。
10/11 入院。大部屋(4人部屋)です。骨密度測定。
夕方、妻とともに主治医の先生の手術などへの説明を受ける。
10/12 骨密度測定結果受け取り、やや低いながらも正常値。
10/13 朝から食事抜きだったはず。午前点滴開始(リルテクト)。
午後手術。妻は手術待合室で立ち会い。(この後は退院まで面会不可)
麻酔が切れた途端激痛。ストレッチャーからベッドに移される時はこの世が終わるかと思った。妻の顔みて「痛ったいんだよー

(あとで聞いたけど、この時看護師さんに「痛みで死ぬ人はいませんよー」といわれてたらしいw)
翌日までは看護師詰め所横の回復室に。
この夜は痛み止めを点滴(アセリオ静注液)し寝ることはできたが、全く体動かすことできず。
この時点で身体には尿道管 / 点滴(左腕)/ 採血管(右腕動脈)/ 排血管(背中)が刺さっていて、加えて心電図電極(胸2箇所)と血中酸素濃度測定(指)、それに酸素吸入マスクがついてる状態。
10/14 一日中術後の痛みで悶絶。痛み止め点滴欠かせない(一日3本まで/6h間隔)
この夜ガスでお腹がパンパンになって二重苦…
10/15 尿道管抜ける。背中の排血管もこの時抜いたはず。
看護師さんに身体を拭いてもらう。
自力トイレ(小)
10/16 手術箇所の痛みが落ち着き始める。
右腕採血管抜ける。
術後初お通じ。まだご飯は全部食べれない。
10/17 午前 ベッド上で自力で座れるようになる。
午後 点滴棒に掴まりながら自立歩行。
CT撮影(多分この日)
病院の窓から奥秩父(武甲山・両神山・大持山)確認
点滴の針抜ける(左腕)。
この日は朝から食事は完食。
10/18 ベッドが痛い。
病室のある5Fからエレベータにのって1F売店へ行けた。ふりかけゲット
手術痕の覆いがガーゼから防水パットに変更。
術後初シャワー。(自力)
リハビリ開始。
10/19 間欠性跛行改善確認 エアロバイク5分
夜間まだ熱あり。うなされる。
(うなされる程の熱は翌日ぐらいから収まってきたが、術後1ヶ月間は平熱より1~2℃高い状態が続きました)
10/20 富士山冠雪を確認。退院日確定 23日。
骨がくっつく2-3ヶ月までは2キロまでしか持てないと聞く。
リハビリ、エアロバイク10分など
採血、レントゲン。
10/21 背中のテープが取れた
栄養士面談。カルシウム+ビタミンDを摂る。おすすめ食材は…
・カルシウム - 魚なんでも、牛乳、大豆、豆腐、肉もいい、小松菜
・ビタミンD - シャケ、きのこ、緑黄色野菜
10/22 リハビリ、エアロバイク10分などと退院後生活指導
10/23 退院。
ちなみに今回の入院手術で負担した費用は197,251 円となりました。事前に限度額適用認定証を申請していて、それでの金額です。請求書みると診察負担額が621,330円、控除額が438,799円で領収額が197,251円となってます。なので手術+入院2週で60万強が実際の費用みたい。(高額療養費制度を使うと自己負担がいくらになるかは厚労省のサイトに掲載されています。)ご参考まで。
レントゲンの写真を見ると、凄い手術だったのですね。
リハビリ頑張って、1日も早い御回復と山への復帰を願ってます❗️
レントゲンを後で見た時は「ボルトってこんなに大きかったんか!?」と自分でもびっくりしてしまいました。
さすがにまだ腰はフラフラしていますが、先生も「どんどん歩いて」と言ってくれてるので、まずは日常生活に耐えられるように歩いて身体を戻していきたいと思っています。
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