昭和22年のカサリン台風は、未曾有の大水害を起こし、殊に赤城南面の河川の氾濫では甚大な被害があった為、犠牲になった方の冥福を祈り、後世に伝える為のものでした。
写真左 供養塔の様子
写真中 観音菩薩像
写真右 天狗像?
持ち物からして不動明王に羽が生えたような神様です。ネットで調べたところ同じようなものが、天狗像として出ていました。羽根があるということで、迦楼羅も調べたところ「龍神や蛇神は一般に祈雨の本尊とされる。これに対して迦楼羅は、龍や蛇を常食することから、止雨の本尊とされることが多い。」「長雨の終止や水難防護を祈ったもの」の等が出てきました。祈る意味からすると、迦楼羅がしっくりくるのでした。
迦楼羅天でしたら大発見ですよ! godohan
コメントをありがとうございます。
天狗なのだか、迦楼羅なのだか、さっぱりわかりません。それとも、もっと違うのか。
素人には、きびしいです。
しかし、像に羽根があるのを見たときは、なんだか、とっても嬉しかったです。
供養と祈願の意味では迦楼羅であってほしいと思いますが、迦楼羅はあんまりないのでは、天狗か。でも、何故天狗か、、、。
また、宿題が増えてしまいました。
なんだかわかって、ご報告出来るとよいです。
調べるにあたり、カサリン台風の被害について、ネットの情報を沢山読むことになりました。
あまりの被害に驚愕です。それだけでも、供養塔に寄った意味があったような気がします。
不動明王に羽根が生えたようで、お顔は烏天狗の飯縄権現という神様がいることがわかりました。なんだか、ぴったりな感じです。ただし、この神様は白狐の背に立っていらっしゃるそうなのです。今回の神様は、元々のお足元がなくなって、別の台にたっていらっしゃるので、白狐の背にたっていたか、確認出来ません。また行き詰まってしまいました。残念。
前橋市のホームページから質問させでしたいただいたところ、前橋市役所観光政策課の方が調べて、連絡をくださいました。
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昭和22年発行の「大胡町水難誌」に昭和水難者供養塔および宮関観世音は載っているのですが、お問い合わせの石仏は載っていませんでした。
そこで、地元の方に尋ねたところ、昭和30年から40年頃に無縁仏の墓地から移した烏天狗だということでした。
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市役所の方のお手を煩わしてしまいましたが、わかってよかったです。
迦楼羅でなかったのは、残念でしたが、いろいろ勉強になりました。
烏天狗の見分けや、どんなところに祀られるのかも、勉強して行かねばです。
モヤモヤが晴れて良かったですね。何でも聞いてみるもんですね。umiminさんの探究心には感服ですが、真摯に対応してしてくれた市役所の方も本当にありがたいですね。迦楼羅の発見はまたのお楽しみということで。その前にもし機会があったら秩父小鹿野町の十輪寺の迦楼羅天を訪ねてみてくださいませ。
烏天狗は飯縄大権現とか秋葉大権現とか色々あるみたいで興味深いですね。 godohan
コメントを、ありがとうございます。
この供養塔も巡るツアーが行われたことがあるのをネットで見たので、思い切って、前橋市に問い合わせをさせていただきました。すぐに、丁寧な対応をしていただき、感謝、感謝です✨(涙)。自分で地元の方とお話しが出来れば良いのですが、たまたま、そこにいらっしゃらないかぎり、すごくハードル高いです。
十輪寺の迦楼羅天、今回の件で、何度も写真を見ることになりましたが、いずれ本物を見に伺いたいと思います。
烏天狗を調べていてもわからなくなる一方ですが、やっぱり羽根がある神様というのは、なんだか嬉しいので、また逢えたときの為に、わからないなりにも何かのキッカケが掴めるように、調べておきたいと思います。記憶力がなくて、覚えておけないのが難ですが、、、。
また、いろいろ教えて下さい。よろしくお願いします。
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