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先週豊科のモンベルでスノーシュー、松本のカモシカでスパッツと10本アイゼンそれぞれゲット。間に合わせでキーンのスノーブーツ通販で取り寄せ、寒さ、雪対策準備万端！
で、“蓼科仙境都市”が可動していればロッジが終わる辺りまで除雪してあるので後は徒歩で行こうと思って…。
ここ数日暖かく晴れていたので、僅かに降った雪も融け、美笹の別荘地もクリア、仙境都市の少し下までは快適でした。
スキー場跡辺りまで来ると日陰は凍っていたり、吹き溜りがあったり急に不安になってきました。
予想はしていましたがホテルが休業中でまったく除雪されてません。何とかホテルまでは雪が無くて大丈夫だったけれどホテルの２０m先から上は10�儖幣紊寮兩磧�ワダチも無いまっさらな車道。
勢いで進め！！
って強気が仇になり乗り入れた瞬間行くもならず！引きもならず！
ハマっちゃった！
どうしよう
１分間ウンウン唸って頑張ったけれど「押して
」と叫んじゃいました。素早い身のこなしで車を飛び降りたサコさんが渾身の力で押してくれました。
バックでやっと抜けだし、ホウホウノテイ（この言葉合ってるかどうかもう解らない）で追われるようにＵターンし、一刻も早くこの場を離れなければ…・
道々、「東北の人達は雪道の運転はハンドルを小刻みに左右に切るらしい」
などと言いながら凍った降り坂、ハンドルを小刻みに振りながら夢中で引き返して来ました。
証拠の写真も撮らず、焦りまくって帰ってきたけれど、考えてみれば何も慌てる必要もなく落ち着いて行動すればいいのに、妙なモルヒネ分泌でハイテンションと化してましたねぇ。
今日の登山中止！にはならず、黒斑へ行くことで市街地へ降り浅間方面を見れば何やら山頂一帯黒い雲が帯の様にかかっている。
あの様子では昼過ぎまで晴れそうにない。と結論し南の御座山に登ってきました。林道に雪も無く登山道も乾いていて快適快適。
登山口の駐車場に車１台も無く森閑としています。
スノーシュー、アイゼン、ストックを車に放り込んで身軽になって出発。
歩き始めてすぐ寒さ対策の厚手の下着が仇でやたら暑い。脱ぐものが無いのも困りもんです。
馴れない靴で靴ずれができ、降りでは爪先が痛くなり。
サコさんは縦走用靴で挑んでいるのでこれまた歩きにくい。
フウフウ言って愚痴っていたら「スノーシュー置いてきました？」と？な質問されたり。
降りで道々リースにしようと松ぼっくりを拾い集めていたら空想がどんどん広がり額を作ってアートしちゃおうということになりサルオガセや枯れ松の幹を剥いだり、小さな松ぼっくり着き小枝を拾ったりし、買い物袋が一杯になり遂に両手が埋まるほど集めちゃって…。
その後？ もう週末になるのに手つかずです。
御座山では冬装備出番なし。
登山始めて以来初めて誰にも遭いませんでした。こんなことは珍しい。季節と山がそうさせたんですね。
教訓
無積雪の山へは秋装備で行くべし！
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