![]() |
![]() |
![]() |
火打山の手前のピークが雷鳥平と呼ばれる程であるから、雷鳥が多く生息する地域なのであろう。夏の北アルプスでは何度も雷鳥と遭遇してきたが、この冬の装いの雷鳥は初めてであり、その感動は筆舌に尽くしがたい。自分がこのような神秘的な生物とすぐ近くで対峙することがあろうとは思いもよらなかった。
実はこの山行の前に安さに惹かれて光学40倍のズームが可能なCANONのSX720HSを購入したのだが、行きの車内で電池を入れてもウンともスンとも作動しない・・・この機種に頻発するトラブルらしい。CANONがわずかにチルト・モニターを付けたくらいで、機能はほとんどそのままに後継機種SX730HSを発売したのはそのためではないかと訝ってします。このときばかりはCANONを恨めしく思った。
この日、この山頂に至るまでのアクシデントを振り返ってみると、雷鳥に出遭えたのは前日に高妻山の谷底に転落していったシュラフの代わりの品を黒姫のスポーツ店で得ることが出来たからに他ならない。そして、そのスポーツ店に辿り着いたのも、戸隠から黒姫にいたる県道沿いの瀟洒なcafe「ランプ屋」の素敵な女性店員のお陰である。事故というのはいくつかの不幸な偶然がたまたま同時に生じた結果であるというが、その逆もまた真なりなのだろう。
以下のレコより一部改定して抜粋。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1444386.html
夏毛が模様に入っているのもいいですね。
足首のピンクが可愛い。
日記の本文では「私など視界に入らないかのように・・・」と書きましたが、写真の背景を考えてみると、わずかに夏毛が入ることにより樹々を背景とした保護色となっているようです。私から見て最も判りにくいポジションを慎重に選んで、場所を変えたように思われます。足元にピンクが入っているというのも初めて知りました。
よくよく見ると足首は…
モニタリング用のリングかテープを着けられているのかな?
足首のピンクは、個体識別用の脚環です。
ありがとうございます。
そうだったのですね。
教えて頂き、有難うございます。両足につけるものなのですね。
両脚に着けるか片脚に着けるかやリングの色の組み合わせで、どこの地域で何年に装着したかや雌雄が、装着以降は捕まえなくても目視で判別できるようになっています。
北アや南アのライチョウもかなりの数に脚環が着いています。
佐渡のトキもそうです。
鳥に関しては無知も甚だしいのですが、冬姿の雷鳥との出遭いは鳥に関する興味のトリガーを引いてくれた気がします。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する