当時、半分火事場見物にも似たような気分で、長躯駆けつけました。大浪池登山口から入山まもなく、よく行く九重山で聞いた、陸自由布連隊の「射撃訓練」の数倍はあろうかという大音響と共に見上げるとあの噴煙が!駆け上がって眺めた新燃岳斜面は一面火山灰で灰色一色、その中で松がちょろちょろと炎を上げていました。韓国岳山頂から眺めた頃には、すでに噴火は落ち着いていて、上昇する白煙が見える程度でしたが・・。えびの高原側に下りて、駐車地の大浪池についた途端に、また大音響が!立ち上がる噴煙のすごさには、言葉を失ってしまいました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1097750.html
あれから10年、今だ立ち入ることは出来ません。もちろん、以前に辿った高千穂河原への縦走も叶いません。あのエメラルドグリーンの火口湖も見られなくなりました。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1899119.html
本当に自然の力には圧倒されます!生涯を通して1度だけの体験かも知れません。くれぐれも火山列島に住んでいることを、忘れないでおこう
また、改めて2014年秋の御嶽山水蒸気爆発に遭遇し、不幸にしてお亡くなりになった、58名の皆様のご冥福をお祈り申し上げます
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写真 1 新燃岳火口湖 2010.1
〃 2 霧島山縦走路〜高千穂峰 2010.1
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